ドライブ ドロワーを交換する準備(60ドライブ)

ドライブ ドロワーを交換する準備として、ドライブ シェルフをオンラインにした状態で交換手順を実行できるか、あるいはホストのI/Oアクティビティを停止してシェルフの電源をオフにする必要があるかを判断します。ドロワーを交換するシェルフでドロワー損失の保護が有効になっていれば、ホストのI/Oアクティビティを停止してシェルフの電源をオフにする必要はありません。

開始する前に

手順

  1. ドライブ シェルフの電源がオンになっているかどうかを確認します。
    • 電源がオフになっている場合は、CLIコマンドを実行する必要はありません。ケーブル チェーンの取り外しに進みます。
    • 電源がオンになっている場合は、次の手順に進みます。
  2. コマンド ラインで次のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
    SMcli <ctlr_IP1> -p "array_password" -c "set tray [trayID] drawer [drawerID]
    serviceAllowedIndicator=on;"
    
    各値の意味は次のとおりです。
    • <ctlr_IP1> は、コントローラの識別子です。
    • array_password は、ストレージ アレイのパスワードです。array_passwordの値は二重引用符("")で囲む必要があります。
    • [trayID]は、交換するドライブ ドロワーが搭載されているドライブ シェルフの識別子です。ドライブ シェルフIDの値は0~99のいずれかです。trayID の値は角かっこで囲む必要があります。
    • [drawerID]は、交換するドライブ ドロワーの識別子です。ドロワーIDの値は1(一番上のドロワー)~5(一番下のドロワー)のいずれかです。drawerID の値は角かっこで囲む必要があります。

    ドライブ シェルフ10の一番上のドロワーを取り外す場合のコマンドは次のとおりです。

    SMcli <ctlr_IP1> -p "safety-1" -c "set tray [10] drawer [1]
    serviceAllowedIndicator=forceOnWarning;"
    
  3. ホストのI/Oアクティビティを停止する必要があるかどうかを次のようにして判断します。
    • コマンドが成功した場合は、ホストのI/Oアクティビティを停止する必要はありません。ドロワー内のすべてのボリュームがドロワー損失の保護が有効なプールまたはボリューム グループに含まれています。ケーブル チェーンの取り外しに進みます。

      注意:ドライブの破損の可能性 - コマンドが完了してからドライブ ドロワーを開くまで、30秒は間隔を空けてください。30秒待つとドライブがスピン ダウンし、ハードウェアの破損を防ぐことができます。
    • このコマンドを完了できなかったことを示す警告が表示された場合は、ドロワーを取り外す前にホストのI/Oアクティビティを停止する必要があります。この警告は、該当するドロワー内の1つ以上のドライブがドロワー損失の保護が有効になっていないプールまたはボリューム グループに含まれている場合に表示されます。データ損失を防ぐには、以降の手順に従って、ホストのI/Oアクティビティを停止し、ドライブ シェルフとコントローラ シェルフの電源をオフにする必要があります。

  4. ストレージ アレイと接続されているすべてのホストの間でI/O処理が発生しないようにします。たとえば、次の手順を実行します。
    • ストレージからホストにマッピングされたLUNに関連するすべてのプロセスを停止します。
    • ストレージからホストにマッピングされたLUNに対するアプリケーションによるデータの書き込みを停止します。
    • アレイのボリュームに関連付けられているファイルシステムをすべてアンマウントします。
    注:ホストI/O処理を停止する具体的な手順はホスト オペレーティング システムや構成によって異なり、ここでは説明していません。環境に応じたホストI/O処理の停止方法がわからない場合は、ホストをシャットダウンすることを検討してください。
  5. ストレージ アレイでミラー関係が確立されている場合は、セカンダリ ストレージ アレイのすべてのホストI/O処理を停止します。
    注意:データ損失の可能性 - I/O処理を停止せずに以降の手順に進むと、ホスト アプリケーションからストレージ アレイにアクセスできないため、データの損失が発生する可能性があります。
  6. キャッシュ メモリ内のデータがドライブに書き込まれるまで待ちます。
    キャッシュされたデータをドライブに書き込む必要がある場合は、各コントローラの背面にある緑のキャッシュ アクティブLEDが点灯します。このLEDが消灯するまで待ちます。

    キャッシュ アクティブLED

  7. SANtricity System Managerの[ホーム]ページで、[実行中の処理を表示]を選択します。
  8. すべての処理が完了するまで待ってから、次の手順に進みます。
  9. 次のようにしてシェルフの電源をオフにします。

    シェルフの電源をオフにする必要はありません。

    1. コントローラ シェルフの両方の電源スイッチをオフにします。
    1. コントローラ シェルフの両方の電源スイッチをオフにします。
    2. コントローラ シェルフのすべてのLEDが消灯するまで待ちます。
    3. ドライブ シェルフの両方の電源スイッチをオフにします。

終了後の操作

ケーブル チェーンの取り外しに進みます。