コントローラ キャニスターを取り外すときは、すべてのケーブルを外す必要があります。その後、コントローラ キャニスターをスライドしてコントローラ シェルフから外すことができます。
手順
- ESDリストバンドを装着するか、静電気防止処置を施します。
- コントローラ キャニスターに接続された各ケーブルにラベルを付けます。
- コントローラ キャニスターからすべてのケーブルを外します。
注意:パフォーマンスの低下を防ぐためにも、ケーブルをねじったり、折り曲げたり、はさんだり、踏みつけたりしないでください。
- コントローラ キャニスターのHICポートでSFP+トランシーバを使用している場合は、SFPを取り外します。
障害が発生したコントローラ キャニスターからHICを取り外す必要があるため、HICポートからSFPを取り外しておく必要があります。ただし、ベースボード ホスト ポートに取り付けられたSFPは残しておいてかまいません。それらのSFPは、新しいコントローラのケーブル配線の準備ができた時点で、新しいコントローラ キャニスターに簡単に移すことができます。これは、複数のタイプのSFPを使用している場合に特に便利です。
- コントローラの背面にあるキャッシュ アクティブLEDが消灯していることを確認します。
キャッシュされたデータをドライブに書き込む必要がある場合は、コントローラの背面にある緑のキャッシュ アクティブLEDが点灯します。このLEDが消灯するのを待ってから、コントローラ キャニスターを取り外す必要があります。
注:この図はコントローラ キャニスターの例を示したものです。ホスト ポートの数やタイプは、コントローラに応じて異なる場合があります。

キャッシュ アクティブLED
- カム ハンドルのラッチを外れるまで押し、カム ハンドルを右側に開いてコントローラ キャニスターをミッドプレーンから外します。
- 両手でカム ハンドルをつかみ、コントローラ キャニスターをスライドしてシェルフから引き出します。
注意:コントローラ キャニスターは重いので、必ず両手で支えながら作業してください。
コントローラ キャニスターを取り外すと、可動式のふたが所定の位置に戻って、通気と冷却が維持されます。
- 取り外し可能なカバーが上になるようにコントローラ キャニスターを裏返します。
- コントローラ キャニスターを静電気防止処置を施した平らな場所に置きます。