新しいホスト インターフェイス カード(HIC)をアップグレードできるように、コントローラ キャニスターを取り外します。コントローラ キャニスターを取り外すときは、すべてのケーブルを外す必要があります。その後、コントローラ キャニスターをスライドしてコントローラ シェルフから外すことができます。
開始する前に
- コントローラ キャニスターに接続する各ケーブルを識別するためのラベルを用意しておきます。
- ESDリストバンドを装着するか、静電気防止処置を施しておきます。
手順
- コントローラ キャニスターに接続された各ケーブルにラベルを付けます。
- コントローラ キャニスターからすべてのケーブルを外します。
注意:パフォーマンスの低下を防ぐためにも、ケーブルをねじったり、折り曲げたり、はさんだり、踏みつけたりしないでください。
- HICポートでSFP+トランシーバを使用している場合は取り外します。
アップグレードするHICのタイプによっては、それらのSFPを再利用できる場合もあります。
- コントローラの背面にあるキャッシュ アクティブLEDが消灯していることを確認します。
キャッシュされたデータをドライブに書き込む必要がある場合は、コントローラの背面にある緑のキャッシュ アクティブLEDが点灯します。このLEDが消灯するのを待ってから、コントローラ キャニスターを取り外す必要があります。

キャッシュ アクティブLED
- カム ハンドルのラッチを外れるまで押し、カム ハンドルを右側に開いてコントローラ キャニスターをシェルフから外します。
次の図は、E5724のコントローラ シェルフの例です。

コントローラ キャニスター
カム ハンドル
次の図は、E5760のコントローラ シェルフの例です。

コントローラ キャニスター
カム ハンドル
- 両手でカム ハンドルをつかみ、コントローラ キャニスターをスライドしてシェルフから引き出します。
注意:コントローラ キャニスターは重いので、必ず両手で支えながら作業してください。
E5724コントローラ シェルフでは、コントローラ キャニスターを取り外すと、可動式のふたが所定の位置に戻って、通期と冷却が維持されます。
- 取り外し可能なカバーが上になるようにコントローラ キャニスターを裏返します。
- コントローラ キャニスターを静電気防止処置を施した平らな場所に置きます。