SANtricity System Managerを使用して、ストレージ アレイにデータを送信するホストを定義します。ホストの定義は、ストレージ アレイが接続されているホストを認識して、ボリュームへのI/Oアクセスを許可するために必要な手順の1つです。
タスク概要
ホストを定義する際は、次のガイドラインに注意してください。
- ホストに関連付けられたホスト ポート識別子を定義する必要があります。
- ホストに割り当てられたシステム名と同じ名前を指定します。
- 選択した名前が既に使用されている場合、この処理は失敗します。
- 名前の最大文字数は30文字です。
手順
- を選択します。
- をクリックします。
[ホストの作成]ダイアログ ボックスが表示されます。
- ホストの設定を必要に応じて選択します。
フィールドの詳細
設定 |
説明 |
名前 |
新しいホストの名前を入力します。 |
ホスト オペレーティング システム タイプ |
ドロップダウン リストから次のいずれかのオプションを選択します。
- SANtricity 11.60以降
Linux
- SANtricity 11.60より前
Linux DM-MP(カーネル3.10以降)
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ホスト インターフェイス タイプ |
使用するホスト インターフェイス タイプを選択します。設定するアレイに使用可能なホスト インターフェイス タイプが1つしかない場合は、この設定を選択できないことがあります。 |
ホスト ポート |
次のいずれかを実行します。- I/Oインターフェイスを選択する
ホスト ポートがログインしている場合は、リストからホスト ポート識別子を選択できます。この方法を使用することを推奨します。
- 手動で追加する
ホスト ポートがログインしていない場合は、ホストの/etc/nvme/hostnqnを参照してhostnqn識別子を確認し、ホスト定義に関連付けます。
ホスト ポート識別子を[ホスト ポート]フィールドに手動で入力するか、/etc/nvme/hostnqnファイルから(一度に1つずつ)コピーして貼り付けます。
ホスト ポート識別子は一度に1つずつ追加してホストに関連付ける必要がありますが、ホストに関連付ける識別子はいくつでも選択できます。各識別子が[ホスト ポート]フィールドに表示されます。必要に応じて、識別子の横にある[X]を選択して削除することもできます。
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- [作成]をクリックします。
タスクの結果
ホストの作成が完了すると、ホストに対して設定された各ホスト ポートのデフォルト名(ユーザ ラベル)がSANtricity System Managerによって作成されます。
デフォルトのエイリアスは<Hostname_Port Number>です。たとえば、ホストIPTに対して作成された最初のポートのデフォルトのエイリアスはIPT_1となります。