このエクスプレス ガイドの対象者

クイック方式でのストレージ アレイのインストールとSANtricity System Managerへのアクセスは、Eシリーズ システムにスタンドアロンのLinuxホストを設定する場合に適しています。最低限の選択で可能なかぎり迅速にストレージ システムの運用を開始できるように設計されています。

注: クイック方式による構成が本番環境のニーズに合わない場合もあります。ストレージ システムをインストールして設定するためのその他のオプションについては、EシリーズおよびSANtricityのドキュメント リソース ページで、使用するオペレーティング システムに対応したSANtricity Power Guideを参照してください。

クイック方式で実行する手順は次のとおりです。

  1. 次のいずれかの通信環境を設定します。
    • Fibre Channel(FC)
    • iSCSI
    • SAS
    • iSER over InfiniBand
    • SRP over InfiniBand
    • NVMe over InfiniBand
    • NVMe over RoCE
    • NVMe over Fibre Channel
  2. ストレージ アレイに論理ボリュームを作成します。
  3. ボリュームがデータ ホストに表示されるようにします。

このガイドの説明は次の前提に基づいています。

コンポーネント 前提
ハードウェア
  • コントローラ シェルフに付属する設置とセットアップの手順書に従ってハードウェアを設置済みである。
  • オプションのドライブ シェルフとコントローラをケーブルで接続済みである。
  • ストレージ システムに電源を投入済みである。
  • その他のハードウェア(管理ステーションやスイッチなど)をすべて取り付け、必要な接続を確立済みである。
  • NVMe over InfiniBand 、 NVMe over RoCE 、または NVMe over Fibre Channel を使用する場合は、 EF300 、 EF600 、 EF570 、または E5700 コントローラのそれぞれに 32GB 以上の RAM が搭載されている。
ホスト
  • ストレージ システムとデータ ホストの間に接続を確立済みである。
  • ホスト オペレーティング システムをインストール済みである。
  • Linuxを仮想ゲストとして使用しない。
  • データ(I/O接続)ホストをSANからブートするように設定しない。
  • に表示されて NetApp Interoperability Matrix Toolいる OS の更新をインストールしておきます。
ストレージ管理ステーション
  • 1Gbps以上の速度の管理ネットワークを使用している。
  • 管理用にデータ(I/O接続)ホストではなく別のステーションを使用している。
  • アウトオブバンド管理を使用して、コントローラとのイーサネット接続を介してストレージ管理ステーションからストレージ システムにコマンドを送信している。
  • 管理ステーションをストレージ管理ポートと同じサブネットに接続済みである。
IPアドレス
  • DHCPサーバのインストールと設定が完了している。
  • 管理ステーションとストレージ システムの間にイーサネット接続をまだ確立していない
ストレージ プロビジョニング
  • 共有ボリュームを使用しない。
  • ボリューム グループではなくプールを作成する。
プロトコル:FC
  • ホスト側のFC接続をすべて確立し、スイッチのゾーニングをアクティブ化済みである。
  • ネットアップがサポートするFC HBAおよびスイッチを使用している。
  • NetApp Interoperability Matrix Toolに掲載されているバージョンのFC HBAドライバおよびファームウェアを使用している。
プロトコル:iSCSI
  • iSCSIトラフィックを転送できるイーサネット スイッチを使用している。
  • iSCSIに関するベンダーの推奨事項に従ってイーサネット スイッチを設定済みである。
プロトコル:SAS
  • ネットアップがサポートするSAS HBAを使用している。
  • NetApp Interoperability Matrix Toolに掲載されているバージョンのSAS HBAドライバおよびファームウェアを使用している。
プロトコル:iSER over InfiniBand
  • InfiniBandファブリックを使用している。
  • NetApp Interoperability Matrix Toolに掲載されているバージョンのIB-iSER HBAドライバおよびファームウェアを使用している。
プロトコル:SRP over InfiniBand
  • InfiniBandファブリックを使用している。
  • NetApp Interoperability Matrix Toolに掲載されているバージョンのIB-SRPドライバおよびファームウェアを使用している。
プロトコル:NVMe over InfiniBand
  • EF300 、 EF600 、 EF570 、または E5700 ストレージシステムに NVMe over InfiniBand プロトコルがあらかじめ設定されていて、 100G または 200G のホストインターフェイスカードが取り付けられている。または、標準の IB ポートを搭載したコントローラを購入し、 NVMe-oF ポートへの変換が必要である。
  • InfiniBandファブリックを使用している。
  • NetApp Interoperability Matrix Toolに掲載されているバージョンのNVMe / IBドライバおよびファームウェアを使用している。
プロトコル:NVMe over RoCE
  • EF300 、 EF600 、 EF570 、または E5700 ストレージシステムに NVMe over RoCE プロトコルがあらかじめ設定されていて、 100G または 200G のホストインターフェイスカードが取り付けられている。または、標準の IB ポートを搭載したコントローラを購入し、 NVMe-oF ポートへの変換が必要である。
  • NetApp Interoperability Matrix Toolに掲載されているバージョンのNVMe / RoCEドライバおよびファームウェアを使用している。
プロトコル:NVMe over Fibre Channel
  • EF300 、 EF600 、 EF570 、または E5700 ストレージシステムに NVMe over Fibre Channel プロトコルがあらかじめ設定されていて、 32G のホストインターフェイスカードが取り付けられている。または、標準の FC ポートを搭載したコントローラを購入し、 NVMe-oF ポートへの変換が必要である。
  • NetApp Interoperability Matrix Toolに掲載されているバージョンのNVMe / FCドライバおよびファームウェアを使用している。
注: このガイドの説明では、SUSE Linux Enterprise Server(SLES)およびRed Hat Enterprise Linux(RHEL)での例を使用しています。RHELはRHEL7での例です。

これらの前提条件に該当しない場合や、背景にある概念を詳しく知りたい場合は、EシリーズおよびSANtricityのドキュメント リソース ページで、使用するオペレーティング システムに対応した『SANtricity Power Guide』を参照してください。