ミラー整合性グループ内にあるすべてのミラー ペアでデータの同期を中断または再開できます。これは、個々のミラー ペアで同期を中断または再開するよりも効率的です。
タスク概要
グループに対する同期の中断と再開は、ホスト アプリケーションのパフォーマンスへの影響(ローカル ストレージ アレイで変更されたデータがリモート ストレージ アレイにコピーされるときに発生する可能性があります)を削減する際に役立ちます。
ミラー整合性グループおよびそのミラー ペアは、[再開]オプションを使用して同期アクティビティを再開するまで中断されます。
手順
- を選択します。
-
[ミラー整合性グループ]タブを選択します。
[ミラー整合性グループ]テーブルが表示されます。このテーブルには、ストレージ アレイに関連付けられているミラー整合性グループがすべて表示されます。
- 中断または再開するミラー整合性グループを選択し、またはを選択します。
確認のメッセージが表示されます。
- [はい]を選択して処理を確定します。
タスクの結果
System Managerは次の処理を実行します。
- ミラー関係を削除せずに、ミラー整合性グループ内のすべてのミラー ペア間のデータ転送を中断または再開します。
- ミラー グループの中断中にミラー整合性グループのプライマリ側に書き込まれたデータをログに記録し、ミラー グループが再開されたときにミラー整合性グループのセカンダリ側にデータを自動的に書き込みます。フル同期は必要ありません。
- 中断されたミラー整合性グループは、[ミラー整合性グループ]テーブルで「ユーザによる中断」と表示されます。
- 再開されたミラー整合性グループでは、ミラー整合性グループの中断中にプライマリ ボリュームに書き込まれたデータがセカンダリ ボリュームにただちに書き込まれます。自動同期間隔が設定されている場合は、定期的な同期が再開されます。