FAQ
よくある質問
ボリュームとは何ですか?
ボリュームは、アプリケーション、データベース、およびファイルシステムがデータを格納するコンテナです。ホストがストレージ アレイのストレージにアクセスするために作成される論理コンポーネントです。
ボリューム グループにボリュームの作成に十分な空き容量があるにもかかわらず、容量の過剰割り当てエラーが表示されるのはなぜですか?
選択したボリューム グループに1つまたは複数の空き容量領域がある可能性があります。空き容量領域は、ボリュームを削除するか、ボリュームの作成時に使用可能なすべての空き容量を使用しなかった場合に発生する空き容量です。
選択したワークロードはボリュームの作成にどのように影響を及ぼしますか?
ワークロードは、アプリケーションをサポートするストレージ オブジェクトです。アプリケーションごとにワークロード(インスタンス)を1つ以上定義できます。一部のアプリケーションについては、特性が似たボリュームで構成されるように
System Manager
によってワークロードが設定されます。これらのボリューム特性は、ワークロードがサポートするアプリケーションのタイプに基づいて最適化されます。たとえば、Microsoft SQL Serverアプリケーションをサポートするワークロードを作成し、そのワークロード用のボリュームを作成すると、Microsoft SQL Serverをサポートするようにボリューム特性が最適化されます。
ボリュームがワークロードに関連付けられていないのはなぜですか?
ボリュームをコマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して作成した場合や別のストレージ アレイから移行(インポート / エクスポート)した場合、それらのボリュームはワークロードに関連付けられません。
選択したワークロードを削除できないのはなぜですか。
このワークロードは、コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して作成されたボリューム、または別のストレージ アレイから移行(インポート / エクスポート)されたボリュームのグループで構成されています。そのため、このワークロード内のボリュームはアプリケーション固有のワークロードに関連付けられておらず、ワークロードを削除することはできません。
アプリケーション固有のワークロードはストレージ アレイの管理にどのように役立ちますか?
アプリケーションは、SQL ServerやExchangeなどのソフトウェアです。アプリケーションごとに、サポートするワークロードを1つ以上定義します。一部のアプリケーションについては、ストレージを最適化する推奨されるボリューム構成が
System Manager
から自動的に提示されます。ボリューム構成には、I/Oタイプ、セグメント サイズ、コントローラ所有権、読み取りと書き込みのキャッシュなどが含まれます。
この情報はストレージの作成にどのように役立ちますか?
ワークロード情報は、選択したワークロードのI/Oタイプ、セグメント サイズ、読み取り / 書き込みキャッシュなどのボリューム特性を最適化するために使用されます。最適化された特性により、ワークロードとストレージ アレイ コンポーネントとの連携方法が決まります。
拡張後の容量を認識させるにはどうすればいいですか?
ボリュームの容量を拡張した場合は、その拡張した容量がホストによってすぐに認識されない可能性があります。
プールおよびボリューム グループが一部表示されないのはなぜですか?
ボリュームの移動先として使用できないプールまたはボリューム グループはリストに表示されません。
セグメント サイズとは何ですか?
セグメントは、あるドライブに格納されるデータの量(KiB)です。この量に達すると、ストライプ(RAIDグループ)内の次のドライブへと進みます。セグメント サイズはボリューム グループにのみ該当し、プールには該当しません。
優先コントローラ所有権とは何ですか?
優先コントローラ所有権は、ボリュームを所有する、プライマリ コントローラとなるコントローラを定義します。
自動ロード バランシングとは何ですか?
自動ロード バランシングはI/Oを自動的に分散する機能を提供し、ホストからの受信I/Oトラフィックは動的に管理されて両方のコントローラに分配されます。
ホストの割り当てをあとで実行する場合に選択します。
ボリューム作成プロセスの速度を上げる場合は、ホスト割り当ての手順を省略して、新しく作成したボリュームをオフラインにすることができます。
ホストブロックサイズの要件について、どのような点に注意する必要がありますか?
EF300 の場合
EF600
システムと EF600 システムの場合は、ボリュームを設定して 512 バイトまたは 4KiB のブロックサイズ(「セクターサイズ」とも呼ばれる)をサポートすることができます。ボリュームの作成時に正しい値を設定する必要があります。
System Manager
であれば、 System Manager のインターフェイスで適切なデフォルト値が推奨されます。
親トピック:
ボリューム