ストレージ アレイ内のボリューム

ボリュームは、ストレージ アレイ上のストレージ スペースを管理および編成するデータ コンテナです。ボリュームは、ストレージ アレイで使用可能なストレージ容量から作成されます。ボリュームを使用すると、システムのリソースを簡単に編成して使用することができます。この概念は、コンピュータ上のフォルダ / ディレクトリを使用して、すばやく簡単にファイルにアクセスできるようにする方法に似ています。

ボリュームは、ホストから認識できる唯一のデータ レイヤです。SAN環境では、論理ユニット番号(LUN)にマッピングされたボリュームをホストから認識できます。LUNには、ストレージ アレイでサポートされる1つ以上のホスト アクセス プロトコル(FC、iSCSI、およびSAS)を使用してアクセス可能なユーザ データが保持されます。

プールとボリューム グループから作成できるボリューム タイプ

ボリュームは、プールまたはボリューム グループから容量を取得します。ストレージ アレイ上のプールまたはボリューム グループから次のタイプのボリュームを作成できます。

シック ボリュームとシン ボリュームは、次に示す方法でストレージ アレイから容量を取得します。

シンプロビジョニングを使用すると、無駄な容量の割り当てを回避して、ストレージの初期コストを削減できます。ただし、シック ボリュームが作成されるとすぐにすべてのストレージが割り当てられるため、完全なプロビジョニングのメリットとしてはレイテンシの低下が挙げられます。

注: EF600EF300 の場合 および EF300 ストレージシステムでは、シンプロビジョニングはサポートされません。

ボリュームの特性

プールまたはボリューム グループ内の各ボリュームには、格納されるデータのタイプに基づく独自の特性があります。このような特性の一部を次に示します。

ボリュームの作成時には、各ボリュームに容量が割り当てられて、名前、セグメント サイズ(ボリューム グループの場合のみ)、コントローラ所有権、およびボリュームとホストの割り当てが指定されます。ボリューム データは、必要に応じてコントローラ間で自動的に負荷分散されます。