ストレージ オブジェクトのリザーブ容量を削減するには、[容量の削減]オプションを使用します。対象となるストレージ オブジェクトは、Snapshotグループ、Snapshotボリューム、および整合性グループのメンバー ボリュームです。リザーブ容量は、増やしたときの分量ずつしか削除できません。
開始する前に
- ストレージ オブジェクトに複数のリザーブ容量ボリュームが含まれている必要があります。
- ストレージ オブジェクトがミラー ペアのボリュームでないことを確認する必要があります。
- ストレージ オブジェクトがSnapshotボリュームの場合は、Snapshotボリュームの状態がDisabledである必要があります。
- ストレージ オブジェクトがSnapshotグループの場合は、関連付けられたSnapshotイメージが含まれていないことを確認する必要があります。
タスク概要
次のガイドラインを確認してください。
- リザーブ容量ボリュームは、追加したときと逆の順序でのみ削除できます。
- 読み取り専用のSnapshotボリュームについては、関連付けられたリザーブ容量がないため、リザーブ容量を削減することはできません。リザーブ容量が必要なのは、読み取り / 書き込みのSnapshotボリュームだけです。
手順
- を選択します。
- [リザーブ容量]タブをクリックします。
- リザーブ容量を縮小するストレージ オブジェクトを選択し、[容量の削減]をクリックします。
[リザーブ容量の削減]ダイアログ ボックスが表示されます。
- 削減するリザーブ容量の分量を選択し、[削減]をクリックします。
タスクの結果
System Managerは次の処理を実行します。
- ストレージ オブジェクトの容量を更新します。
- ストレージ オブジェクトの更新後の新しいリザーブ容量を表示します。
- Snapshotボリュームの容量を削減すると、System ManagerはSnapshotボリュームの状態を自動的に無効に変更します。無効のSnapshotボリュームは現在Snapshotイメージに関連付けられておらず、したがってI/O処理用にホストに割り当てることはできません。