ストレージ アレイに関連するパフォーマンスの用語を次に示します。
用語 |
説明 |
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アプリケーション |
アプリケーションとは、SQLやExchangeなどのソフトウェア プログラムです。 |
CPU |
CPUは、Central Processing Unit(中央処理装置)の略で、ストレージ アレイの処理能力のうち使用中の割合を示します。 |
ホスト |
ホストは、ストレージ アレイ上のボリュームにI/Oを送信するサーバです。 |
IOPS |
IOPSは、1秒あたりのI/O処理数です。 |
レイテンシ |
レイテンシは、読み取りまた書き込みコマンドなどの要求を送信してから、ホストまたはストレージ アレイから応答が返されるまでの時間です。 |
LUN |
論理ユニット番号(LUN)はホストがボリュームへのアクセスに使用する番号で、アドレス スペースに割り当てられます。ボリュームはLUNの形式でホストに容量として提示されます。 各ホストには独自のLUNアドレス スペースがあります。そのため、同じLUNを複数のホストで使用して、異なるボリュームにアクセスできます。 |
MiB |
MiBは、メビバイト(メガ バイナリ バイト)の略です。1MiBは220(1,048,576)バイトです。10を基数とするMBとは異なる単位です。1MBは1,024バイトです。 |
オブジェクト |
オブジェクトとはストレージのあらゆる論理または物理コンポーネントです。 論理オブジェクトには、ボリューム グループ、プール、ボリュームがあります。物理オブジェクトには、ストレージ アレイ、アレイ コントローラ、ホスト、ドライブがあります。 |
プール |
プールは、論理的にグループ化されたドライブの集まりです。プールを使用して、ホストにアクセス可能な1つ以上のボリュームを作成することができます(ボリュームはプールまたはボリューム グループから作成します)。 |
読み取り |
読み取り(読み取り処理)は、ホストからストレージ アレイにデータを要求する処理です。 |
ボリューム |
ボリュームは、アプリケーション、データベース、およびファイルシステムがデータを格納するコンテナです。ホストがストレージ アレイのストレージにアクセスするために作成される論理コンポーネントです。 ボリュームは、プールまたはボリューム グループの使用可能な容量から作成します。ボリュームごとに容量が定義されています。ボリュームが複数のドライブで構成される場合でも、ホスト側では1つの論理コンポーネントとして認識されます。 |
ボリューム名 |
ボリューム名は、ボリュームの作成時に割り当てられる文字列です。デフォルトの名前をそのまま使用することも、ボリュームに格納されたデータのタイプを表した名前を指定することもできます。 |
ボリューム グループ |
ボリューム グループは、同じ特性を持つボリュームのコンテナです。ボリューム グループごとに容量とRAIDレベルが定義されています。ボリューム グループを使用して、ホストにアクセス可能な1つ以上のボリュームを作成することができます(ボリュームはボリューム グループまたはプールから作成します)。 |
ワークロード |
ワークロードは、アプリケーションをサポートするストレージ オブジェクトです。アプリケーションごとにワークロード(インスタンス)を1つ以上定義できます。一部のアプリケーションについては、特性が似たボリュームで構成されるようにSystem Managerによってワークロードが設定されます。これらのボリューム特性は、ワークロードがサポートするアプリケーションのタイプに基づいて最適化されます。たとえば、Microsoft SQL Serverアプリケーションをサポートするワークロードを作成し、そのワークロード用のボリュームを作成すると、Microsoft SQL Serverをサポートするようにボリューム特性が最適化されます。 |
書き込み |
書き込み(書き込み処理)は、ホストからストレージ アレイに格納するデータを送信する処理です。 |