コントローラにNVMe over RoCE(RDMA over Converged Ethernet)の接続が搭載されている場合は、[ハードウェア]ページからNVMeポートを設定できます。
開始する前に
- コントローラにNVMe over RoCEホスト ポートが搭載されている必要があります。そうでないと、System ManagerでNVMe over RoCE設定を使用できません。
- ホスト接続のIPアドレスを確認しておく必要があります。
手順
- [ハードウェア]を選択します。
- 図にドライブが表示された場合は、[シェルフ背面を表示]をクリックします。
図の表示が切り替わり、ドライブではなくコントローラが表示されます。
- NVMe over RoCEポートを設定するコントローラをクリックします。
コントローラのコンテキスト メニューが表示されます。
- [NVMe over RoCE ポートの設定]を選択します。
[NVMe over RoCE ポートの設定]ダイアログ ボックスが開きます。
- ドロップダウン リストで、設定するHICポートを選択します。
- [Next]をクリックします。
すべてのポート設定を表示するには、ダイアログ ボックスの右にある[詳細なポート設定を表示]リンクをクリックします。
フィールドの詳細
ポート設定 |
説明 |
設定されたイーサネット ポート速度 |
ポートのSFPの速度と同じ速度を選択します。 |
IPv4 を有効にする/IPv6 を有効にする |
一方または両方のオプションを選択して、IPv4ネットワークとIPv6ネットワークのサポートを有効にします。 注: ポートへのアクセスを無効にする場合は、両方のチェック ボックスを選択解除します。
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MTUサイズ ([詳細なポート設定を表示]をクリックすると表示されます。)
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必要に応じて、最大伝送ユニット(MTU)の新しいサイズ(バイト)を入力します。
デフォルトのMTUサイズは1500バイト / フレームです。1500~9000の値を入力する必要があります。
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[IPv4 を有効にする]を選択した場合は、[次へ]をクリックするとIPv4設定を選択するためのダイアログ ボックスが開きます。[IPv6 を有効にする]を選択した場合は、[次へ]をクリックするとIPv6設定を選択するためのダイアログ ボックスが開きます。両方のオプションを選択した場合は、IPv4設定のダイアログ ボックスが最初に開き、[次へ]をクリックするとIPv6設定のダイアログ ボックスが開きます。
- IPv4、IPv6、またはその両方を、自動または手動で設定します。
フィールドの詳細
ポート設定 |
説明 |
設定を自動的に取得 |
設定を自動的に取得する場合は、このオプションを選択します。 |
静的な設定を手動で指定 |
このオプションを選択した場合は、フィールドに静的アドレスを入力します(フィールドにはカット アンド ペーストでアドレスを入力できます)。IPv4の場合は、ネットワークのサブネット マスクとゲートウェイも指定します。IPv6の場合は、ルーティング可能なIPアドレスとルータのIPアドレスも指定します。 200Gb対応のHICを使用してEF600ストレージ アレイを設定する場合、このダイアログ ボックスには、ネットワーク パラメータの2セットのフィールドが表示されます。1つは物理ポート(外部)用のフィールドで、もう1つは仮想ポート(内部)用のフィールドです。両方のポートに一意のパラメータを割り当てる必要があります。これらの設定によってホストは各ポート間のパスを確立し、HICのパフォーマンスを最大限に高めることができます。仮想ポートにIPアドレスを割り当てない場合、HICの実行速度は約半分になります。
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- [完了]をクリックします。