コントローラには、オンライン、オフライン、およびサービス モードの3種類の状態があります。
オンライン状態は、コントローラの通常動作時の状態です。コントローラが正常に動作しており、I/O処理に使用できます。
コントローラをオンラインにすると、ステータスが最適になります。
オフライン状態は、通常、コントローラが2台あるストレージ アレイでコントローラの交換を準備するときに使用します。コントローラがオフライン状態になるのは、明示的なコマンドを実行した場合、またはコントローラで障害が発生した場合です。コントローラのオフライン状態は、別の明示的なコマンドを実行するか、障害が発生したコントローラを交換するまで解消されません。コントローラをオフラインにできるのは、ストレージ アレイにコントローラが2台ある場合だけです。
コントローラがオフライン状態のときは次の状況になります。
サービス モードは、通常はテクニカル サポートのみが使用するモードです。コントローラを診断できるように、ストレージ アレイのすべてのボリュームをもう一方のコントローラに移動します。コントローラのサービス モードへの切り替えは手動で行う必要があり、サービスの処理が完了したら手動でオンラインに戻す必要があります。
コントローラがサービス モードのときは次の状況になります。