概念
詳しい説明
プールとボリューム グループの仕組み
ストレージをプロビジョニングするには、ストレージ アレイで使用するハード ディスク ドライブ(HDD)またはソリッド ステート ディスク(SSD)ドライブを含むプールまたはボリューム グループを作成します。
容量に関する用語
ストレージ アレイに関連する容量の用語を次に示します。
リザーブ容量の仕組み
リザーブ容量は、Snapshotや非同期ミラーリング処理などのコピー サービス処理がボリュームに提供されている場合に自動的に作成されます。リザーブ容量の目的は、何らかの不具合が発生した場合に備えて、これらのボリューム上のデータ変更を保存することです。ボリュームと同様に、リザーブ容量はプールまたはボリューム グループから作成されます。
SSDキャッシュの仕組み
SSDキャッシュ機能は、アクセス頻度が特に高いデータ(「ホット」データ)を低レイテンシのソリッド ステート ドライブ(SSD)にキャッシュすることでシステムのパフォーマンスを動的に向上させるコントローラベースのソリューションです。
SSDキャッシュは、ホスト読み取りにのみ使用されます。
SSDキャッシュの制限事項
ストレージ アレイでSSDキャッシュを使用する場合の制限事項を次に示します。
プールとボリューム グループのどちらを使用するか
ボリュームはプールまたはボリューム グループを使用して作成できます。どちらが適しているかは、主に、予想されるI/Oワークロードなどの主要なストレージ要件、パフォーマンス要件、およびデータ保護要件によって異なります。
プールとボリューム グループの機能比較
プールとボリューム グループの機能と目的は同じです。どちらのオブジェクトも、ストレージ アレイ内で論理的にグループ化されている一連のドライブであり、ホストがアクセスできるボリュームを作成するために使用されます。
プールの自動作成と手動作成
プールを自動または手動で作成して物理ストレージをグループ化し、必要に応じて動的に割り当てることができます。プールの作成時には、物理ドライブを追加できます。
親トピック:
プールとボリューム グループ