ストレージ アレイに関連するミラーリングの用語を次に示します。
用語 |
説明 |
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ローカル ストレージ アレイ |
ローカル ストレージ アレイは、操作の対象となるストレージ アレイです。 |
ミラー整合性グループ |
ミラー整合性グループは、1つ以上のミラー ペアのコンテナです。非同期ミラーリング処理では、ミラー整合性グループを作成する必要があります。グループ内のすべてのミラー ペアが同時に再同期されるため、一貫したリカバリ ポイントが維持されます。 同期ミラーリングではミラー整合性グループを使用しません。 |
ミラー ペア |
ミラー ペアは、プライマリ ボリュームとセカンダリ ボリュームの2つのボリュームで構成されます。 非同期ミラーリングでは、ミラー ペアは必ずミラー整合性グループに属します。書き込み処理はまずプライマリ ボリュームに対して実行され、その後セカンダリ ボリュームにレプリケートされます。ミラー整合性グループ内の各ミラー ペアには同じ同期設定が適用されます。 |
プライマリ ボリューム |
ミラー ペアのプライマリ ボリュームは、ミラーリングするソース ボリュームです。 |
リモート ストレージ アレイ |
通常はリモート ストレージ アレイがセカンダリ サイトで、ミラーリング構成においてデータのレプリカが格納されます。 |
リザーブ容量 |
リザーブ容量は、コピー サービス処理やストレージ オブジェクトに使用される物理割り当て容量です。ホストから直接読み取ることはできません。 ミラーリングの動作状態を維持するために必要な情報をコントローラが永続的に保存できるようにするには、これらのボリュームが必要です。これらのボリュームには、差分ログやcopy-on-writeデータなどの情報が格納されます。 |
セカンダリ ボリューム |
ミラー ペアのセカンダリ ボリュームは通常はセカンダリ サイトに配置され、データのレプリカが格納されます。 |
同期 |
同期は、ローカル ストレージ アレイとリモート ストレージ アレイの間の初期同期で実行されます。また、通信が中断されてプライマリ ボリュームとセカンダリ ボリュームが同期されていない状態になったときにも実行されます。通信リンクが再確立されると、レプリケートされていないデータがセカンダリ ボリュームのストレージ アレイに同期されます。 |