NetApp HCIストレージ リソースとコンピューティング リソースの同時拡張

導入後、NetApp Hybrid Cloud Controlを使用して、NetApp HCIのコンピューティング リソースとストレージ リソースを同時に拡張および設定できます。

開始する前に

  • 分散仮想スイッチを使用している環境を拡張する場合は、NetApp HCIで使用しているvSphereインスタンスにvSphere Enterprise Plusライセンスがあることを確認しておきます。
  • NetApp HCIで使用しているすべてのvCenterインスタンスとvSphereインスタンスでライセンス期間が終了していないことを確認しておきます。
  • 既存のノードと同じネットワーク セグメントに未使用の空いているIPv4アドレスがあることを確認しておきます(新しいノードは、同じタイプの既存のノードと同じネットワークに配置する必要があります)。
  • vCenter管理者アカウントのクレデンシャルを準備しておきます。
  • 次のいずれかのタイプのSolidFireストレージ クラスタ アカウントがあることを確認しておきます。
    • 初期導入時に作成したネイティブのAdministratorアカウント
    • Cluster Admin、Drives、Volumes、Nodesの各権限を持つカスタム ユーザ アカウント
  • 新しいノードごとに次の操作を実行しておきます。
    • NetApp HCIドキュメント センターにある設置とセットアップの手順に従って、NetApp HCIシャーシに新しいノードを設置する。
    • 新しいノードのケーブルを配線して電源をオンにする。
  • 新しいノードのネットワーク トポロジとケーブル配線が既存のストレージ クラスタまたはコンピューティング クラスタと同じであることを確認しておきます。

タスク概要

注:
  • H410Cコンピューティング ノードは、NetApp HCIの既存のコンピューティング ノードやストレージ ノードと同じシャーシおよびクラスタに混在させることができます。
  • コンピューティング ノードとGPU対応のコンピューティング ノードを同じクラスタ内に混在させることはできません。GPU対応のコンピューティング ノードを選択すると、CPUのみのコンピューティング ノードは選択できなくなります。その逆も同様です。
  • CPU世代が既存のコンピューティング ノードと異なるコンピューティング ノードを追加する場合は、Enhanced vMotion Compatibility(EVC)を有効にする必要があります。制御用vCenterインスタンスでEVCが無効になっている場合は、有効にしてから次に進んでください。これにより、拡張完了後にvMotionを使用できます。

手順

  1. Webブラウザを開き、管理ノードのIPアドレスにアクセスします。次に例を示します。
    https://<ManagementNodeIP>/manager/login
  2. NetApp HCIストレージ クラスタ管理者のクレデンシャルを指定してNetApp Hybrid Cloud Controlにログインします。
  3. [Expand Installation]ペインで、[Expand]をクリックします。
    ブラウザにNetApp Deployment Engineが表示されます。
  4. NetApp HCIストレージ クラスタ管理者のクレデンシャルを指定してNetApp Deployment Engineにログインします。
  5. [Welcome]ページで、[Yes]を選択します。
  6. [End User License]ページで、次の操作を実行します。
    1. VMwareのエンド ユーザ ライセンス契約を読みます。
    2. 契約条件に同意する場合は、末尾の[I accept]をクリックします。
  7. [Continue]をクリックします。
  8. [vCenter]ページで、次の手順を実行します。
    1. NetApp HCI環境に関連付けられているvCenterインスタンスのFQDNまたはIPアドレスと管理者のクレデンシャルを入力します。
    2. [Continue]をクリックします。
    3. 新しいコンピューティング ノードを追加する既存のvSphereデータセンターを選択するか、または[Create New Datacenter]を選択して新しいコンピューティング ノードを新しいデータセンターに追加します。
      注:[Create New Datacenter]を選択すると、[Cluster]フィールドの値が自動的に指定されます。
    4. 既存のデータセンターを選択した場合は、新しいコンピューティング ノードを関連付けるvSphereクラスタを選択します。
      注:

      拡張対象として選択したクラスタのネットワーク設定をNetApp HCIが認識できない場合は、管理、ストレージ、vMotionネットワーク用のVMkernelとVMNICのマッピングが導入時のデフォルトに設定されていることを確認します。詳細については、「サポートされるネットワーク変更」を参照してください。

    5. [Continue]をクリックします。
  9. [ESXi Credentials]ページで、追加するコンピューティング ノードのESXi rootパスワードを入力します。
    NetApp HCIの初期導入時に作成したパスワードを使用する必要があります。
  10. [Continue]をクリックします。
  11. 新しいvSphereデータセンター クラスタを作成した場合は、[Network Topology]ページで、追加する新しいコンピューティング ノードと同じネットワーク トポロジを選択します。
    注:ケーブル2本のオプションを選択できるのは、コンピューティング ノードがケーブル2本のトポロジを使用しており、既存のNetApp HCI環境にVLAN IDが設定されている場合のみです。
  12. [Available Inventory]ページで、既存のNetApp HCI環境に追加するストレージ ノードとコンピューティング ノードを選択します。
    重要:一部のコンピューティング ノードは、使用しているvCenterのバージョンでサポートされる最高レベルでEVCを有効にしないと、インストール環境に追加できません。そのようなコンピューティング ノードについては、vSphereクライアントを使用してEVCを有効にする必要があります。有効にしたら、[Inventory]ページを更新し、コンピューティング ノードの追加をもう一度試してください。
  13. [Continue]をクリックします。
  14. オプション: 新しいvSphereデータセンター クラスタを作成した場合は、[Network Settings]ページで[Copy Setting from an Existing Cluster]チェック ボックスをオンにして、既存のNetApp HCI環境からネットワーク情報をインポートします。
    これにより、各ネットワークにデフォルト ゲートウェイとサブネットの情報が設定されます。
  15. [Network Settings]ページの一部のネットワーク情報には、初期導入から検出された値が表示されています。シリアル番号順に表示された新しいノードのそれぞれについて、新しいネットワーク情報を割り当てる必要があります。表示されたノードごとに、次の手順を実行します。
    1. NetApp HCIが命名プレフィックスを検出した場合は、[Detected Naming Prefix]フィールドからそのプレフィックスをコピーし、[Hostname]フィールドに追加する新しい固有のホスト名のプレフィックスとして挿入します。
    2. [Management IP Address]フィールドに、ノードの管理IPアドレスを管理ネットワーク サブネット内から入力します。
    3. [vMotion IP Address]フィールドに、ノードのvMotion IPアドレスをvMotionネットワーク サブネット内から入力します。
    4. [iSCSI A - IP Address]フィールドに、ノードの1つ目のiSCSIポートのIPアドレスをiSCSIネットワーク サブネット内から入力します。
    5. [iSCSI B - IP Address]フィールドに、ノードの2つ目のiSCSIポートのIPアドレスをiSCSIネットワーク サブネット内から入力します。
  16. [Continue]をクリックします。
  17. [Network Settings]セクションの[Review]ページに、新しいノードが太字で表示されます。いずれかのセクションの情報について変更が必要な場合は、次の手順を実行します。
    1. 対象のセクションで[Edit]をクリックします。
    2. 変更が終了したら、後続のページで[Continue]をクリックして[Review]ページに戻ります。
  18. オプション: ネットアップがホストしているSolidFire Active IQサーバにクラスタの統計情報とサポート情報を送信しないようにする場合は、最後のチェック ボックスをオフにします。
    これにより、NetApp HCIのリアルタイムの健全性診断の監視機能が無効になります。この機能を無効にすると、ネットアップによるNetApp HCIのプロアクティブなサポートと監視が行われなくなるため、本番環境が影響を受ける前に問題を検出して解決できなくなります。
  19. [Add Nodes]をクリックします。
    リソースの追加と設定の進捗状況が表示されます。
  20. オプション: 新しいノードがvCenter(コンピューティング ノードの場合)またはElement Plug-in for vCenter Server(ストレージ ノードの場合)に表示されることを確認します。