ネットワークでDHCPを使用していない場合は、NetApp Deployment Engineへのアクセスに使用するストレージ ノード(制御用ストレージ ノード)のBond1Gインターフェイスに静的IPv4アドレスを設定する必要があります。制御用ストレージ ノードのNetApp Deployment Engineは、他のコンピューティング ノードとストレージ ノードのBond10Gインターフェイスに自動で設定されたIPv4アドレスを使用し、これらのノードを検出して通信を確立します。ネットワークに特別な要件がない限り、この方法を使用してください。
開始する前に
- 『ハードウェアの設置とセットアップ』ドキュメントに記載されているタスクを完了しておきます(ユーザまたはネットワーク管理者が実行)。
- NetApp HCIノードに物理的にアクセスできるようにしておきます。
- すべてのNetApp HCIノードの電源をオンにしておきます。
- NetApp HCIネットワークでDHCPが有効になっていないこと、およびNetApp HCIノードでDHCPサーバからIPアドレスを取得していないことを確認します。
- すべてのノードのBond1GインターフェイスとBond10Gインターフェイスについて、NetApp HCI管理ネットワークをネイティブVLANとして構成しておきます。
手順
- いずれかのNetApp HCIストレージ ノードの背面にKVMを接続します(このノードが制御用ストレージ ノードになります)。
- ユーザ インターフェイスでBond1GのIPアドレス、サブネット マスク、ゲートウェイ アドレスを設定します。必要に応じて、Bond1GネットワークのVLAN IDを設定することもできます。
注:このIPv4アドレスは、NetApp Deployment Engineを使用した以降の導入プロセスで再利用することはできません。
- NetApp HCI管理ネットワークへのアクセスが可能なコンピュータでWebブラウザを開きます。
- 制御用ストレージ ノードに割り当てたIPアドレスにアクセスします。次に例を示します。
http://<Bond1G IP address>
NetApp Deployment Engineのユーザ インターフェイスが表示されます。