H300E、H500E、H700E、およびH410Cのコンピューティング ノードを2本のネットワーク ケーブルを使用してすべてのNetApp HCIネットワークに接続します。この構成では、ストレージ、vMotion、および仮想マシンの各ネットワークでVLANタギングを使用する必要があります。すべてのコンピューティング ノードとストレージ ノードで同じVLAN ID方式を使用する必要があります。
ベストプラクティスとして、ノードが使用しているすべてのスイッチ ポート上に必要なネットワーク セグメントを構成することを推奨します。次に例を示します。
ネットワーク名 | VLAN ID | スイッチ ポート構成 |
---|---|---|
管理 | 100 | ネイティブ |
ストレージ | 105 | タグ |
vMotion | 107 | タグ |
仮想マシン | 200,101 | タグ |
次の図は、ケーブル2本のコンピューティング ノードとケーブル4本のストレージ ノードの推奨されるケーブル構成を示したものです。この例のスイッチ ポートはすべて同じ構成です。
NetApp HCIノードで使用するすべてのスイッチ ポートを構成する場合には次のコマンドを使用できます。ここでは、Ciscoの構成に基づくコマンドを示しています。この構成を実装するために必要な具体的なコマンドについては、スイッチのドキュメントを参照してください。インターフェイス名、説明、およびVLANを環境に応じた値に置き換えて使用してください。
interface {interface name, such as EthernetX/Y or GigabitEthernetX/Y/Z} description {desired description, such as NetApp-HCI-NodeX-PortY} mtu 9216 switchport mode trunk switchport trunk native vlan 100 switchport trunk allowed vlan 105,107,200,201 spanning-tree port type edge trunk