NetApp Hybrid Cloud Controlを使用したクラウド サービスの有効化

ネットアップのクラウド サービスを有効にすると、ローカルのNetApp HCIシステムがリージョンとしてNetApp Cloud Centralに追加されます。これにより、オンプレミスのプライベート クラウドでNetApp Kubernetes ServiceCloud Volumes on NetApp HCIを使用できます。NetApp Kubernetes Serviceを使用すると、Kubernetesクラスタを導入、管理できます。クラウド サービスの有効化は、NetApp Hybrid Cloud Controlを使用して実行します。

タスク概要

NetApp Hybrid Cloud Controlウィザードでは、次のタスクを実行します。

手順

  1. Webブラウザを開いて管理ノードのIPアドレスを入力し、NetApp Hybrid Cloud Controlにアクセスします。
    https://<ManagementNodeIP>

    詳細についてはNetApp Hybrid Cloud Controlを参照してください。

    NetApp Hybrid Cloud Controlへのアクセス

    Hybrid Cloud Controlの上部バーの画像
  2. クラウド アイコンをクリックします。

    輪郭線だけのクラウド アイコンは、有効になっているサービスがないことを示します。塗りつぶしのクラウド アイコンは、有効になっているサービスがあることを示します。

  3. [Cloud Services]ポップアップで、利用可能なサービスを確認し、[Enable Cloud Services]をクリックします。

    [Enable Cloud Services]ページが表示されます。


    Select Cloud Services image
  4. [Services]ページで、有効にするサービスを選択します。

    表示されているサービスとその情報はテクノロジ プレビュー版です。実際には上記とは異なるサービスが表示される場合があります。

    • NetApp Kubernetes ServiceNetApp Kubernetes Serviceは、主要なクラウド プロバイダおよびネットアップのプライベート クラウドを使用してクラウドにKubernetesクラスタを導入するためのSaaSプラットフォームです。必ず使用してください。NetApp HCIでクラウド サービスを有効にする場合は必須のサービスです。このサービスは、NetApp HCIコンピューティング ノードにVMとしてインストールされます。

    • Cloud VolumesNetApp HCIにCloud Volumesをインストールするには、このサービスを選択します。このサービスは、オンデマンドの共有ファイルシステム機能をオンプレミスで提供します。Cloud Volumesオプションを使用すると、パブリック クラウドとの間でデータ ファブリック レプリケーションを実行できます。

    • Cloud Insights:このサービスを使用して、NetApp HCIのクラウド サービスを監視できます。近日リリース予定です

  5. [Continue]をクリックします。
  6. NetApp Kubernetes Service APIトークンがある場合は、コピーしておいたトークンを入力して[Connect]をクリックし、次の手順をスキップします。
    NetApp Kubernetes Service APIトークン入力の画像
  7. APIトークンがない場合は、Cloud Centralページで[API token]リンクをクリックします。

    NetApp HCIに対してクラウド サービスを有効にするには、Cloud Centralアカウントに関連付けられたNetApp Kubernetes Service APIトークンが必要です。以下の手順は、クラウド サービスを有効にする前、または有効化のプロセス中に実行できます。

    1. トークン名を入力し、[Create]をクリックします。

      Kubernetes APIトークンのコピー
    2. トークンをコピーします。
    3. NetApp Hybrid Cloud Controlに戻り、[NetApp Kubernetes Service API Token]フィールドにトークンを貼り付けます。
    4. [Connect]をクリックします。
    これで登録が完了し、Cloud Centralに接続されました。[Organization]フィールドと[Region Name]フィールドには、このCloud Centralの接続に使用できるデータセンターとリージョンが表示されます。 Cloud Centralへの登録の画像
  8. Cloud Centralの組織とリージョンを選択します。
    注:リージョン名は、このNetApp HCI環境を識別するために使用します。また、このインストール環境で作成されるNetApp Kubernetes Serviceクラスタのサイト名としても使用されます。
  9. [Continue]をクリックして[vCenter Resources]ページに移動します。

    vCenterリソースの選択の画像

    管理ノードがvCenterに接続されているため、導入に使用したvCenterが表示されます。

  10. [vCenter Resources]ページで、次の項目を入力または選択します。
    • DatacenterNetApp HCIシステムに設定されているデータセンターの中から選択します。
    • ClusterNetApp HCIシステムに設定されているクラスタの中から選択します。

    vCenterインスタンスとインスタンスに接続されている管理者ユーザが表示されます。

  11. [Continue]をクリックします。
    Cloud Volumesを有効にすると、[Licensing]ページが表示されます。有効になっていない場合は[Licensing]ページは表示されません。ライセンス設定の手順を省略し、[Networking]ページでネットワーク情報を入力してください。
  12. [Licensing]ページで、ライセンス ファイルをすでに取得している場合は、[Browse]をクリックしてライセンス ファイルを指定します。両方のライセンスを選択し、[Choose]をクリックしてアップロードします。
  13. ライセンス ファイルを取得していない場合は、[Licensing]ページで次の手順を実行して、ネットアップのライセンス ファイルを取得します。このファイルは、NLF<serialnumber>.txtの形式です。
    1. シリアル番号情報は、ソフトウェア注文後に届くEメールに記載されています。ネットアップ サポート サイト(mysupport.netapp.comにアクセスし、[Products] > [Software Licenses]をクリックして製品番号とシリアル番号を入力します。
    2. Hybrid Cloud Controlの[Licensing]ページに戻ってNetApp License File Generatorへのリンクをクリックし、パスワードを入力します。製品ラインに「ONTAP Select-Premium」を選択し、ネットアップ サポート サイトから取得した製品のシリアル番号を入力します。
    3. グローバル データ プライバシー ポリシーを確認し、[Submit]をクリックします。
    4. ライセンス ファイルは、直接NetApp License File Generatorから、またはEメールからダウンロードします。
    5. 2つのライセンスに対してこの手順を2回実行します(HAクラスタごとに1回ずつ)。
    6. これでライセンス ファイルをアップロードできるようになりました。[Licensing]ページで[Browse]をクリックして、ダウンロードした両方のライセンス ファイルを探します。両方のライセンスを選択し、[Choose]をクリックしてアップロードします。
    クラウド サービス ライセンスの画像
  14. [Continue]をクリックして[Networking]ページに移動します。
    クラウド サービスのネットワークのページ
  15. [Networking]ページで、各フィールドにネットワーク情報を設定します。これらは、インストール時にNetApp Deployment Engineによって自動的に生成される分散スイッチに対応しています。
    • NetApp Kubernetes Service Management NetworkNetApp Kubernetes Serviceサービス クラスタの管理トラフィックに使用するvSphere分散ポート グループを選択します。このネットワークにはアウトバウンド インターネット アクセスが必要です。
    • NetApp Kubernetes Service Workload Network:アプリケーションを配置するNetApp Kubernetes Serviceユーザ クラスタの管理トラフィックに使用するvSphere分散ポート グループを選択します。このネットワークにはアウトバウンド インターネット アクセスが必要です。
    • NetApp Kubernetes Service Data NetworkNetApp Kubernetes Serviceユーザ クラスタの永続ボリュームのデータ トラフィックに使用するvSphere分散ポート グループを選択します。

    [Services]ページで[Cloud Volumes]を有効にした場合は、次のフィールドも表示されます。

    • Cloud Volumes Management Network:クラウド ボリュームを導入するVMと導入したノードの管理に使用するIPアドレスを入力します。インストール中にこれらのIPアドレスを使用して、Cloud Volumesが有効化されます。
    • Cloud Volumes Cluster Network:Cloud Volumesの導入に使用するクラスタ ノード間の通信に使用するネットワーク情報を入力します。
    • Cloud Volumes Storage Network:Cloud Volumes on NetApp HCIからデータを提供するためのネットワーク情報を入力します。このネットワークから、プロビジョニングされたクラウド ボリュームにアクセスします。
  16. [Continue]をクリックします。
  17. [Review]ページで、各オプションを展開して選択内容を確認し、[Continue]をクリックします。

タスクの結果

NetApp HCIクラウド サービスが有効になり、NetApp Hybrid Cloud Controlの開始ページに戻ります。クラウド アイコンをクリックすると、有効なサービスの数が表示されます。この処理には、NKSを使用する場合は処理に最大で30分、NKSとCloud Volumes on NetApp HCIを使用する場合は60分かかることがあります。

NetApp HCINetApp Kubernetes Serviceを使用してサービス クラスタを作成します。サービス クラスタは、4つのVM(Kubernetesマスター ノード1つとKubernetesワーカー コンピューティング ノード3つ)で構成されるKubernetesクラスタです。

終了後の操作

次に、NetApp Kubernetes Serviceを使用して、NetApp HCIオンプレミス システムにKubernetesユーザ クラスタを追加します。

または、クラウド ボリュームやカスタム データ管理ワークフローを作成したり、ボリューム間でデータを管理したりする場合は、NetApp Fabric Orchestratorを使用します。