NetApp Element Configuration拡張ポイントを使用して、vSphere Virtual Volumes(VVol)機能を手動で有効にする必要があります。ElementシステムのVVol機能はデフォルトでは無効になっており、新規インストール時やアップグレード時に自動的に有効になることはありません。VVol機能の有効化は1度だけ実行します。
開始する前に
ElementクラスタがVVolに対応したESXi 6.0以降の環境に接続されている必要があります。
注意:Elementソフトウェア11.xを実行しているシステムで保護ドメインの設定前後に仮想ボリュームを有効にすると、クラスタ保護ドメイン機能はノード レベルでしか動作しません。
手順
- を選択します。
- 有効にするクラスタをリストから選択します。
- [Actions]をクリックします。
- 表示されたメニューで[Enable VVols]をクリックします。
注意:有効にしたVVol機能をあとから無効にすることはできません。vSphere Virtual Volumes機能を有効にすると、NetApp Elementソフトウェアの設定が永続的に変更されます。クラスタがVMware ESXi VVolに対応した環境に接続されている場合にのみ、VVol機能を有効にしてください。VVol機能を無効にしてデフォルト設定に戻すには、クラスタを工場出荷時のイメージに戻す必要があります。
- [Yes]をクリックして、Virtual Volumes設定の変更を確定します。
注:VVol機能を有効にすると、ElementクラスタはVASA Providerを起動してVASAトラフィック用のポート8444を開き、vCenterおよびすべてのESXiホストから検出可能なプロトコル エンドポイントを作成します。
- 選択したクラスタの[Actions]をクリックします。
- 表示されたメニューで[Details]を選択します。
- [VASA Provider URL]フィールドからVASA ProviderのURLをコピーします。このURLは、VASA ProviderをvCenterに登録する際に使用します。
注:vSphere Virtual Volumes機能に必要なその他の設定タスクについては、プラグインのドキュメントを参照してください。