レポート概要

NetApp Element Management拡張ポイントの[Reporting]タブにある[Overview]ページでは、クラスタ全体の容量、効率、パフォーマンスなど、選択したクラスタの概要情報を確認できます。

Cluster Capacity

ブロック ストレージ、メタデータ、およびプロビジョニング スペース用の残りの容量。しきい値情報を確認するには、進捗状況バーの上にポインタを移動してください。

Cluster Information
クラスタに固有の情報。クラスタの名前、クラスタで実行されているNetApp Elementソフトウェアのバージョン、MVIPアドレスとSVIPアドレス、クラスタのノード、4k IOPS、ボリューム、セッションの数などの情報が含まれます。
  • Cluster Name:クラスタの名前。
  • Storage IP (SVIP):ストレージ仮想IPアドレス(SVIP)。
  • Management IP (MVIP):管理仮想IPアドレス(MVIP)。
  • SVIP VLAN Tag:マスターSVIPアドレスのVLAN識別子。
  • MVIP VLAN Tag:マスターMVIPアドレスのVLAN識別子。
  • Node Count:クラスタ内のアクティブ ノードの数。
  • Cluster 4K IOPS:クラスタで1秒間に読み取り / 書き込みできる4096(4K)ブロックの数。
  • Element OS Version:クラスタで実行されているNetApp Elementソフトウェアのバージョン。
  • Volume Count:クラスタのボリューム(仮想ボリュームは除く)の総数。
  • Virtual Volume Count:クラスタの仮想ボリュームの総数。
  • iSCSI Sessions:クラスタに接続されているiSCSIセッション。
  • Fibre Channel Sessions:クラスタに接続されているFibre Channelセッション。
Cluster Efficiency
シンプロビジョニング、重複排除、および圧縮を考慮した、システム全体の容量に対する使用率。クラスタでの効率化は、シンプロビジョニング、重複排除、および圧縮を使用しない従来のストレージ デバイスにおける容量使用率と比較して計算されます。
Protection Domains
クラスタの保護ドメイン監視の概要。
  • Selected Monitoring Level:ユーザが選択した保護ドメインの耐障害性レベル。有効な値は[Chassis]または[Node]です。緑は、クラスタが選択した監視レベルに対応していることを示します。赤は、クラスタが選択した監視レベルに対応しておらず、対処が必要なことを示します。
  • Remaining Block Capacity:選択した耐障害性レベルを維持したままで使用可能な残りのブロック容量を示します。
  • Metadata Capacity:データの可用性を維持したままで障害から回復するための十分なメタデータ容量があるかどうかを示します。[Normal](緑)は、選択した監視レベルを維持するための十分なメタデータ容量がクラスタにあることを示します。[Full](赤)は、クラスタが選択した監視レベルに対応しておらず、対処が必要なことを示します。
Provisioned IOPS
クラスタ上のボリュームのIOPSについてのオーバープロビジョニングの状況の概要。[Provisioned IOPS]の値は、クラスタ上のすべてのボリュームのMin IOPS、Max IOPS、およびBurst IOPSのそれぞれを合計し、クラスタのMax IOPSで除算して求められます。
注:たとえば、クラスタに4つのボリューム(それぞれMin IOPSが500、Max IOPSが15,000、Burst IOPSが15,000)がある場合、Min IOPSの合計は2,000、Max IOPSの合計は60,000、Burst IOPSの合計は60,000になります。クラスタのMax IOPSが50,000の場合、計算は次のようになります。
  • Min IOPS:2000/50000 = 0.04x
  • Max IOPS:60000/50000 = 1.20x
  • Burst IOPS:60000/50000 = 1.20x
1.00xは、プロビジョニングされたIOPSがクラスタのIOPSと同じとなるベースラインです。
Cluster Health
クラスタのハードウェア、容量、およびセキュリティについての健全性。健全性は次のように色分けされます。
  • 緑:正常
  • 黄:重大
  • 赤:エラー
Cluster Input/Output
クラスタで実行中のI/O。値は、前回のI/O測定値と現在のI/O測定値から計算されます。グラフに表示される測定値を次に示します。
  • Total:システムで発生している読み取りと書き込みのIOPSの合計。
  • Read:発生している読み取りIOPS。
  • Write:発生している書き込みIOPS。
Cluster Throughput
クラスタ上の読み取り、書き込み、および合計の帯域幅アクティビティ。
  • Total:クラスタの読み取りアクティビティと書き込みアクティビティの合計(MB/秒)。
  • Read:クラスタの読み取りアクティビティ(MB/秒)。
  • Write:クラスタの書き込みアクティビティ(MB/秒)。
Performance Utilization
消費されているクラスタIOPSの割合。たとえば、25万IOPSのクラスタが10万IOPSで実行されている場合、消費率は40%です。