NetApp Elementソフトウェアを実行しているクラスタにあるボリュームをリモートのElementクラスタにバックアップできます。クラスタ間でバックアップまたはリストアを実行する際には、システムによってクラスタ間の認証に使用するキーが生成されます。ソース クラスタはこのボリュームの一括書き込みキーを使用してデスティネーション クラスタに対して認証し、デスティネーション ボリュームへの書き込みがセキュリティで保護されます。バックアップまたはリストアを実行する際には、処理を開始する前に、デスティネーション ボリュームからボリュームの一括書き込みキーを生成する必要があります。
手順
- デスティネーション クラスタを含むvCenterから、を選択します。
注:複数のクラスタが追加されている場合は、このタスクに使用するクラスタがナビゲーション バーで選択されていることを確認してください。
- [Volumes]サブタブをクリックします。
- [Active]ビューで、デスティネーション ボリュームのチェック ボックスを選択します。
- [Actions]をクリックします。
- 表示されたメニューで[Restore from]をクリックします。
- ダイアログ ボックスの[Restore from]で、[NetApp Element]を選択します。
- [with the following data format]でオプションを選択します。
- Native:NetApp Elementソフトウェアベースのストレージ システムのみが読み取り可能な圧縮形式。
- Uncompressed:他のシステムと互換性がある非圧縮形式。
- [Generate Key]をクリックして、デスティネーション ボリュームに対するボリュームの一括書き込みキーを生成します。
- ボリュームの一括書き込みキーをクリップボードにコピーします。これは以降のソース クラスタの手順で使用します。
- ソース クラスタを含むvCenterから、を選択します。
- [Volumes]サブタブをクリックします。
- [Active]ビューで、デスティネーション ボリュームのチェック ボックスを選択します。
- [Actions]をクリックします。
- 表示されたメニューで[Back Up to]をクリックします。
- ダイアログ ボックスの[Back up volume to]で、[NetApp Element]を選択します。
- [with the following data format]で、デスティネーション クラスタと同じオプションを選択します。
- [Remote cluster MVIP]フィールドにデスティネーション ボリュームのクラスタの管理仮想IPアドレスを入力します。
- [Remote cluster user name]フィールドにデスティネーション クラスタのクラスタ管理者のユーザ名を入力します。
- [Remote cluster user password]フィールドにデスティネーション クラスタのクラスタ管理者のパスワードを入力します。
- デスティネーション クラスタで生成したキーを[Bulk volume write key]フィールドに貼り付けます。
- [OK]をクリックします。