Astra データストア導入モデル
Astraデータストアは、Kubernetesと連携して導入およびオーケストレーションされたアプリケーションを使用して、ホスト上でストレージドライブを直接管理します。
次のいずれかの方法で、ベアメタルサーバまたは仮想サーバにAstraデータストアをインストールできます。
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スタンドアロンの専用 Kubernetes クラスタに導入して、別のクラスタ(スタンドアロンクラスタ)で実行されている Kubernetes アプリケーションに永続ボリュームを提供します。
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Kubernetes クラスタに導入し、同じノードプール(コンバージドクラスタ)で他のワークロードアプリケーションをホストすることもできます。
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Kubernetes クラスタに導入すると、他のワークロードアプリケーションも別のノードプール(分離型クラスタ)にホストできます。
Astraデータストアは、Astra製品ファミリーの一部です。アストラファミリー全体の展望については、を参照してください "Astra ファミリーの紹介"。
Astra データストアエコシステム
Astraデータストアは次の機能を備えています。
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* Astra Control Center * :オンプレミス環境で Kubernetes クラスタをアプリケーション対応で管理するために、 Astra Control Center ソフトウェアを使用。Kubernetes アプリケーションを簡単にバックアップし、データを別のクラスタに移行して、作業用アプリケーションのクローンを瞬時に作成できます。
Astra Control Centerは、ONTAP またはAstraデータストアストレージバックエンドを備えたAstra TridentストレージバックエンドでKubernetesクラスタをサポートします。
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* Trident * :ネットアップが管理する、完全にサポートされているオープンソースのストレージプロビジョニングおよびオーケストレーションツールである Astra Trident を使用すると、 Docker と Kubernetes で管理されるコンテナ化アプリケーション用のストレージボリュームを作成できます。
Astra Tridentを使用して、Astraデータストアにボリュームを作成する。
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* Cloud Insights * :ネットアップのクラウドインフラ監視ツールである Cloud Insights を使用すると、 Astra Control で管理された Kubernetes クラスタのパフォーマンスと利用率を監視できます。Cloud Insights :ストレージ使用率とワークロードの相関関係を示します。
Cloud Insights 接続を Astra Control で有効にすると、 Astra Control の UI ページにテレメトリ情報が表示されます。Cloud Insights は、Astraデータストアで管理されているリソースに関する情報を表示します。
Astra データストアインターフェイス
さまざまなインターフェイスを使用してタスクを完了できます。
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* Web ユーザーインターフェイス (UI) * : Astra Control Service と Astra Control Center は、同じ Web ベースの UI を使用して、アプリケーションの管理、移行、保護を行うことができます。また、Astraデータストアボリュームに関する情報も表示されます。
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* API* : Astra Control Service と Astra Control Center は、同じ Astra Control API を使用します。API を使用するタスクは、 UI を使用するタスクと同じです。Astra Control APIを使用して、Astraデータストアに関する情報を取得することもできます。
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kubectlコマンド: Astraデータストアを操作するには’kubectlコマンドを直接使用できます
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* Kubernetes拡張機能*:さらに、Astra Data Store Kubernetes API拡張機能を使用できます。
カスタムリソース定義(CRD)はKubernetes REST APIの拡張機能で、Astra Data Storeオペレータが導入されたときに作成されます。外部エンティティは、 Kubernetes API サーバを呼び出して SSD とやり取りします。Astraデータストアは、特定のSSDに対する更新を監視してから、内部のREST APIを呼び出します。