クラウドネイティブのSAP HANAデータベースをリストア
データ損失が発生した場合は、データファイルと非データファイルをリストアしてから、データベースをリカバリできます。
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始める前に *
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SAP HANAシステムは停止状態である必要があります。
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SAP HANAシステムが稼働している場合は、システムを停止するプリスクリプトを指定できます。
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このタスクについて *
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ボリュームでANFバックアップを有効にすると、Single File SnapRestore処理が実行されます。
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非データボリュームおよびグローバル非データボリュームの場合は、接続およびコピーリストア処理が実行されます。
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接続リストア処理とコピーリストア処理のQuality of Service(QoS;サービス品質)値は、データボリューム以外のボリュームまたはグローバルデータボリューム以外のボリュームのソースボリュームから取得されます。
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QoSは、タイプが「手動」の容量プールにのみ適用されます。 |
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手順 *
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をクリックします リストアするデータベースに対応して、*詳細の表示*をクリックします。
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をクリックします リストアするデータバックアップに対応し、*[リストア]*をクリックします。
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[* Restore System*(システムの復元)]ページで、スクリプトを入力します。 "プリスクリプトとポストスクリプト"
リストアワークフローでは、プリスクリプトとポストスクリプトの一部として次の環境変数を使用できます。
環境変数 説明 SID
リストア用に選択したHANAデータベースのシステムID
BackupNameの略
リストア処理用に選択されたバックアップ名
UserStoreKeyNames
HANAデータベース用にユーザストアキーを設定しました
OSDBUser
HANAデータベース用にOSDBUserを設定
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[* リストア ] をクリックします。
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次のステップ
リストアが完了したら、SAP HANAシステムを手動でリカバリするか、ポストスクリプトを指定してSAP HANAシステムのリカバリを実行します。
非データボリュームをリストアします
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このタスクについて *
接続とコピーのリストア処理については、Microsoft Azureポータルにアクセスしてボリュームを選択し、[編集]*をクリックして[ Snapshotパスを隠す]*を有効にします。
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手順 *
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[Applications]ページで、ドロップダウンボックスから[Non-Data Volume]を選択します。
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をクリックします リストアするバックアップに対応して、*リストア*をクリックします。
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グローバルな非データボリュームをリストアします
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このタスクについて *
接続とコピーのリストア処理については、Microsoft Azureポータルにアクセスしてボリュームを選択し、[編集]*をクリックして[ Snapshotパスを隠す]*を有効にします。
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手順 *
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[*アプリケーション]ページで、リストアするグローバル非データ・ボリュームをクリックします。
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をクリックします リストアするグローバル非データボリュームに対応し、*リストア*をクリックします。
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