ランサムウェア攻撃からのリカバリ
寄稿者
BlueXPランサムウェア対策のリカバリダッシュボードには、ランサムウェアに感染した可能性のあるデータをリカバリするためのオプションが用意されています。これにより、システムを迅速にバックアップして稼働させることができます。
BlueXPのランサムウェア対策ダッシュボードの[Ransomware Incidents]パネルで、ボリュームがランサムウェアに感染したことが示された場合は、*[Recover]*ボタンをクリックして問題 の解決を試みることができます。
現時点では、Ransomware Recoverダッシュボードを使用して、感染したボリュームをランサムウェアの影響を受けていないSnapshotコピーに置き換えることができます。
-
ランサムウェアに感染したボリュームの[Ransomware Incidents]パネルで*[Recover]*をクリックします。
Ransomware Recoverダッシュボードにボリューム名が表示されます。
-
[Display Snapshots]*をクリックして、そのボリュームで使用可能なSnapshotのリストを表示します。
-
暗号化されたデータがないスナップショットを選択し、*[リカバリ]*をクリックします。
-
[選択したスナップショットからデータを回復]ダイアログで、*[はい]*をクリックして、スナップショットからデータを回復します。
Snapshotのリカバリステータスを確認したり、Snapshotによって破損したボリュームがいつリストアされたかを確認したりできます。
破損したボリュームは、過去に作成されたSnapshotを使用してリカバリされています。
最新ではないSnapshotからリストア処理を実行した場合は、リストア後に、それ以降のSnapshotも破損している可能性があるため、すべてONTAP システムから削除されます(上のスクリーンショットを参照)。