AutoSupport の有効化または無効化(すべてのアレイ)
このコマンドは、ストレージアレイのAutoSupport (ASUP)機能を有効または無効にし、テクニカルサポートサイトへのメッセージ送信を可能にします。ASUP機能を有効にすると、サポート関連データを収集してテクニカルサポートに送信できるように、ASUP対応のストレージアレイが自動的に準備されます。このデータは、リモートでのトラブルシューティングや問題の分析に使用できます。
サポートされているアレイ
このコマンドは、E2700、E5600、E2800、E5700を含む個々のストレージアレイ環境 SMcliパッケージがすべてインストールされていれば、EF600およびEF300アレイ
ロール
このコマンドをE2800、E5700、EF600、またはEF300ストレージアレイに対して実行するには、Storage Adminロールが必要です。
コンテキスト(Context)
この機能を有効にしたあとに、必要に応じてAutoSupport OnDemand機能を有効にし、さらに必要に応じてAutoSupport リモート診断機能を有効にすることができます。
次の3つの機能は、この順序で有効にする必要があります。
-
* AutoSupport を有効にします。*
-
* AutoSupport OnDemand*を有効にします
-
* AutoSupport Remote Diagnosticsを有効にします。*
構文
set storageArray autoSupport (enable | disable)
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
'enable |
disable |
例
SMcli -n Array1 -c "set storageArray autoSupport enable;" SMcli completed successfully.
検証
このAutoSupport 機能を有効にしたかどうかを確認するには、「show storageArray autoSupport」コマンドを使用します。表示される出力の最初の行に、有効化のステータスが表示されます。
The AutoSupport feature is enabled on this storage array.
最小ファームウェアレベル
7.86 -モデルE2700およびE5600までのすべてのストレージアレイ用のコマンドが追加されました
8.40 - E2800およびE5700のサポートが追加されました