ストレージアレイのディレクトリサーバのロールマッピングの設定
set storageArray DirectoryServer rolesコマンドでは、指定したディレクトリサーバのロールマッピングを定義できます。ロールマッピングは、各種のSMcliコマンドを実行しようとするユーザを認証するために使用されます。
サポートされているアレイ
このコマンドは、E2800、E5700、EF600、またはEF300の個々のストレージアレイを環境 します。E2700またはE5600のストレージアレイに対しては機能しません。
ロール
このコマンドをE2800、E5700、EF600、またはEF300ストレージアレイに対して実行するには、Security Adminロールが必要です。
必要なもの
マッピングできるロールは次のとおりです。
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* Storage admin *--ストレージ・オブジェクト(ボリュームやディスク・プールなど)への読み取り/書き込みのフル・アクセス。セキュリティ構成へのアクセスはありません。
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* Security admin *--アクセス管理、証明書管理、監査ログ管理のセキュリティ構成へのアクセス、および従来の管理インターフェイス(SYMbol)のオン/オフの切り替え機能。
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* Support admin *--ストレージアレイのすべてのハードウェアリソース、障害データ、MELイベント、およびコントローラファームウェアアップグレードへのアクセス。ストレージオブジェクトやセキュリティ設定にはアクセスできません。
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*Monitor *--すべてのストレージオブジェクトへの読み取り専用アクセスが可能ですが、セキュリティ設定へのアクセスはありません。
構文
set storageArray directoryServer ["domainId"] groupDN="groupDistinguishedName" roles=("role1"..."roleN")
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
「DirectoryServer」を参照してください |
ロールマッピングを設定するドメインをIDで指定できます。 |
「groupDN」 |
マッピングリストに追加するグループの識別名(DN)を指定できます。 |
「役割」 |
定義したグループ内のユーザに1つ以上のロールを指定できます。複数のロールを入力する場合は、値をスペースで区切ります。有効な選択肢は次のとおりです。
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例
SMcli -n Array1 -c "set storageArray directoryServer ["domain1"] groupDN="CN=ng-hsg-bc-madridsecurity,OU=Managed, OU=MyCompanyGroups,DC=hq,DC=mycompany,DC=com" roles=("storage.monitor" "security.admin" "storage.admin");" SMcli -n Array1 -c "set storageArray directoryServer ["domain1"] groupDN="CN=ng-epg-engr-manageability,OU=Managed, OU=MyCompanyGroups,DC=hq,DC=mycompany,DC=com" roles=("support.admin");" SMcli completed successfully.