Snapshotイメージのロールバックを開始します
start snapImage rollbackコマンドは'スナップショット・イメージ・セットのロールバック・オペレーションを開始します
サポートされているアレイ
このコマンドは、E2700、E5600、E2800、E5700を含む個々のストレージアレイ環境 SMcliパッケージがすべてインストールされていれば、EF600およびEF300アレイ
ロール
このコマンドをE2800、E5700、EF600、またはEF300ストレージアレイに対して実行するには、Storage Adminロールが必要です。
コンテキスト(Context)
ベースボリュームの内容は、選択したSnapshotイメージボリュームの任意の時点の内容に合わせてすぐに変更されます。ロールバック処理が完了すると、ベースボリュームに対する読み取り/書き込み要求をすぐに実行できるようになります。スナップショット・イメージのロールバック操作を停止するには'stop rollback SnapImageコマンドを使用します
Snapshotイメージに関連付けられているリポジトリボリュームは、ロールバック処理の完了後に発生するベースボリュームとSnapshotイメージボリューム間の新しい変更を引き続き追跡します。
オンラインボリュームコピーに関与するSnapshotイメージには、このコマンドは使用できません。 |
構文
start snapImage ["snapImageName"] rollback
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
「SnapImage」 |
Snapshotイメージの名前。Snapshotイメージの名前は次の2つの部分で構成されます。
Snapshotイメージの識別子には次のいずれかを使用できます。
Snapshotイメージ名は、二重引用符("")で囲んだ上で角かっこ([])で囲みます。 |
注:
Snapshotイメージの名前は、次の2つの部分がコロン(:)で区切られています。
-
Snapshotグループの識別子
-
Snapshotイメージの識別子
たとえば、SnapshotグループsnapGroup1内のSnapshotイメージ12345をロールバックする場合は、次のコマンドを使用します。
start snapImage ["snapGroup1:12345"] rollback;
SnapshotグループsnapGroup1内の最も新しいSnapshotイメージをロールバックするには、次のコマンドを使用します。
start snapImage ["snapGroup1:newest"]rollback;
最小ファームウェアレベル
7.83