ソリューション技術
このソリューションでは、次のテクノロジーが活用されています。
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*AWS SageMaker ノートブック*開発者やデータ サイエンティストに機械学習機能を提供し、高品質の ML モデルを効率的に作成、トレーニング、デプロイできるようにします。
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* NetApp BlueXP。*オンプレミスだけでなく、AWS、Azure、Google Cloud 上のストレージの検出、展開、操作を可能にします。データ損失、サイバー脅威、予期しない停止に対するデータ保護を提供し、データ ストレージとインフラストラクチャを最適化します。
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* NetApp Cloud Volumes ONTAP* AWS、Azure、Google Cloud 上で NFS、SMB/CIFS、iSCSI、S3 プロトコルを使用したエンタープライズ グレードのストレージ ボリュームを提供し、ユーザーにクラウド内のデータへのアクセスと管理の柔軟性を提供します。
ML データを保存するためにBlueXPから作成されたNetApp Cloud Volumes ONTAP 。
次の図は、ソリューションの技術コンポーネントを示しています。
ユースケースの概要
NFS と S3 のデュアル プロトコル アクセスの潜在的な使用例としては、機械学習とデータ サイエンスの分野が挙げられます。たとえば、データ サイエンティストのチームが AWS SageMaker を使用して機械学習プロジェクトに取り組んでいる場合、NFS 形式で保存されたデータにアクセスする必要があります。ただし、他のチーム メンバーと共同作業したり、S3 を使用する他のアプリケーションと統合したりするには、S3 バケットを介してデータにアクセスして共有する必要がある場合もあります。
NetApp Cloud Volumes ONTAP を利用することで、チームはデータを 1 つの場所に保存し、NFS プロトコルと S3 プロトコルの両方でアクセスできるようになります。データ サイエンティストは AWS SageMaker から NFS 形式のデータに直接アクセスでき、他のチーム メンバーやアプリケーションは S3 バケットを介して同じデータにアクセスできます。
このアプローチにより、追加のソフトウェアや異なるストレージ ソリューション間のデータ移行を必要とせずに、データに簡単かつ効率的にアクセスして共有できるようになります。また、より合理化されたワークフローとチームメンバー間のコラボレーションが可能になり、機械学習モデルの開発がより迅速かつ効果的になります。