HANAデータベースのSnapshotベースのバックアップ処理
寄稿者
HANAシステムにポリシーを割り当てます
スケジュールされたバックアップをアクティブ化するには、HANAシステムにバックアップポリシーを割り当てる必要があります。
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>[データボリューム]*に移動します。
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[Assign] をクリックします。
画面が表示されます。"]
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これでポリシーがHANAシステムに割り当てられ、スケジュールの定義に基づいてSnapshotバックアップが実行されます。
オンデマンドのSnapshotバックアップを作成します
オンデマンドデータベースバックアップを作成するには、次の手順を実行します。
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CBAダッシュボードビューで、コンテキストメニューから*>[データボリューム]*を選択します。
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[オンデマンドバックアップ]ダイアログで、[ポリシーベース]*または[ 1回のみ]*を選択します。
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Policy-Based *では、オンデマンドバックアップは、保持およびプリスクリプトおよびポストスクリプトの設定に関して、スケジュールされたバックアップと同様に処理されます。
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One time *では、特定の保持、特定のバックアップ名、特定のプリスクリプトとポストスクリプトを定義できます。
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この例では、ポリシーベースを選択したあと、次の手順でポリシーと保持を選択できます。
[Job Monitoring]ビューでは、さまざまなワークフローステップ、ステップの実行時間、および合計操作実行時間を確認できます。この例では、バックアップ処理に約1分かかりました。
CBAトポロジビューでSnapshotバックアップ情報を確認します
CBAダッシュボードビューのコンテキストメニューで、*[View Topology]*を選択してバックアップの概要を開きます。
バックアップの概要には、CBAを使用して作成されたバックアップのリストが表示されます。
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バックアップ名は、バックアップポリシーで定義された形式に従います。同じ命名規則が、SAP HANAバックアップカタログのエントリとANFボリュームのSnapshot名にも使用されます。 |
SAP HANA StudioでSnapshotバックアップ情報を確認します
SAP HANA MDC システムのストレージ Snapshot コピーを使用してバックアップを実行する場合は、データボリュームの Snapshot コピーが作成されます。このデータボリュームには、システムデータベースのデータおよびすべてのテナントデータベースのデータが含まれます。この物理アーキテクチャを反映するため、CBAがSnapshotバックアップを開始するたびに、SAP HANAはシステムデータベースとすべてのテナントデータベースの組み合わせバックアップを内部的に実行します。その結果、 SAP HANA のバックアップカタログに、システムデータベース用とテナントデータベース用に 1 つずつ、合計複数のバックアップエントリが作成されます。
SAP HANAバックアップカタログのCBAバックアップ名は、次の2つの図に示すように、[Comment]フィールドと[External Backup ID(EBID)]フィールドに保存されます。次の図は、システムデータベースとテナントデータベース PR1 を示しています。どちらの図でも、CommentフィールドとEBIDフィールドに保存されているCBAバックアップ名が強調表示されています。
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CBAは独自のバックアップのみを認識します。SAP HANA Studioなどで作成されたその他のバックアップは、SAP HANAカタログには表示されますが、CBAには表示されません。 |
Azure PortalでSnapshotバックアップ情報を確認します
ANFボリュームのSnapshotバックアップ名には、CBAでバックアップ名として使用されている名前と同じ名前が使用されます。次の図に、 Azure portal と Snapshot backups for the database data volume を示します。