Ansible制御ノードとして機能する中央ホストは、SAP LaMaからの要求を実行し、Ansibleプレイブックを使用してネットアップストレージの運用を開始するために使用されます。ホストをSAP LaMaへの通信ゲートウェイとして使用できるように、SAPホストエージェントコンポーネントをこのホストにインストールする必要があります。

LaMa Automation Studioでは、AnsibleホストのSAPホストエージェントに登録されたプロバイダが定義されます。ホストエージェント構成ファイルは、要求された処理に応じて、一連のコマンドラインパラメータを使用してSAP LaMaによって呼び出されるシェルスクリプトを指します。

LaMa Automation Studioでは、カスタムプロビジョニングとカスタムフックを定義して、プロビジョニング時にストレージのクローニング処理を実行し、システムがプロビジョニング解除されたときにクリーンアップ処理を実行します。その後、Ansible制御ノード上のシェルスクリプトによって、対応するAnsibleプレイブックが実行されます。これにより、SnapshotとFlexCloneの処理およびプロビジョニング解除ワークフローを使用したクローンの削除がトリガーされます。

NetApp AnsibleモジュールとLaMaプロバイダの定義の詳細については、以下をご覧ください。