ONTAP クラスタの検出
Cloud Manager では、オンプレミス環境、ネットアップのプライベートストレージ構成、 IBM クラウド内の ONTAP クラスタを検出できます。ONTAP クラスタを検出すると、ストレージのプロビジョニング、データのレプリケート、データのバックアップ、オンプレミスクラスタからクラウドへのコールドデータの階層化を行うことができます。
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クラウドプロバイダまたはオンプレミスにインストールされたコネクタ。
コールドデータをクラウドに階層化する場合は、コールドデータの階層化先に基づいてコネクタの要件を確認してください。
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クラスタを Cloud Manager に追加するための、クラスタ管理 IP アドレスと管理者ユーザアカウントのパスワード。
Cloud Manager は、 HTTPS を使用して ONTAP クラスタを検出します。カスタムファイアウォールポリシーを使用する場合は、次の要件を満たす必要があります。
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コネクタホストが、ポート 443 経由のアウトバウンド HTTPS アクセスを許可する必要があります。
コネクタがクラウドにある場合、すべてのアウトバウンド通信は事前定義されたセキュリティグループによって許可されます。
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ONTAP クラスタでは、ポート 443 を介した着信 HTTPS アクセスが許可されている必要があります。
デフォルトの「 mgmt 」ファイアウォールポリシーでは、すべての IP アドレスからの着信 HTTPS アクセスが許可されます。このデフォルトポリシーを変更した場合、または独自のファイアウォールポリシーを作成した場合は、 HTTPS プロトコルをそのポリシーに関連付けて、 Connector ホストからのアクセスを有効にする必要があります。
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作業環境ページで、 * 作業環境の追加 * をクリックし、 * オンプレミス ONTAP * を選択します。
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プロンプトが表示されたら、コネクタを作成します。
詳細については、上記のリンクを参照してください。
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ONTAP クラスタの詳細 * ページで、クラスタ管理 IP アドレス、 admin ユーザアカウントのパスワード、クラスタの場所を入力します。
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[ 詳細 ] ページで、作業環境の名前と説明を入力し、 [* 移動 ] をクリックします。
Cloud Manager はクラスタを検出します。ここで、ボリュームの作成、クラスタとの間でのデータのレプリケート、クラウドへのデータ階層化の設定、クラウドへのボリュームのバックアップ、 System Manager の起動による高度なタスクの実行が可能になります。