Dell EMC PowerStoreデータソース
Dell EMC PowerStoreデータコレクタは、Dell EMC PowerStoreストレージからインベントリ情報を収集します。データコレクタを設定するには、ストレージプロセッサの IP アドレス、および読み取り専用のユーザ名とパスワードが必要です。
用語集
OnCommand Insight では、EMC Data Domainデータソースから次のインベントリ情報を取得します。Insightで取得したアセットタイプごとに、このアセットに使用される最も一般的な用語が表示されます。このデータソースを表示またはトラブルシューティングするときは、次の用語に注意してください。
ベンダー / モデルの用語 |
Insightの用語 |
ホスト |
ホスト |
host_volume_mapping |
host_volume_mapping |
ハードウェア(「 extra_details 」オブジェクトにドライブが含まれています):ドライブ |
ディスク |
アプライアンス |
ストレージプール |
クラスタ |
ストレージアレイ |
ノード |
ストレージノード |
FC ポート |
ポート |
ボリューム |
ボリューム |
内部ボリューム |
ファイルシステム |
ファイルシステム |
内部ボリューム |
ミトリー |
qtree |
クォータ |
クォータ |
NFS 共有および CIFS 共有 |
ファイル共有 |
これらは一般的な用語のマッピングであり、このデータソースのすべてのケースを表しているとは限りません。 |
要件
-
ストレージプロセッサの IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名
-
読み取り専用のユーザ名とパスワード
親シリアル番号の説明
従来、Insightでは、ストレージアレイのシリアル番号や個 々 のストレージノードのシリアル番号をレポートすることができました。ただし、一部のストレージアレイアーキテクチャはこれに適切に対応していません。PowerStoreクラスタは1~4台のアプライアンスで構成でき、各アプライアンスには2つのノードがあります。アプライアンス自体のシリアル番号がある場合、そのシリアル番号はクラスタのシリアル番号でもノードのシリアル番号でもありません。
大規模なクラスタの一部にすぎない中間アプライアンス/エンクロージャに個 々 のノードが配置されている場合、ストレージノードオブジェクトの「Parent Serial Number」属性がDell/EMC PowerStoreアレイ用に適切に設定されます。
設定
フィールド |
説明 |
PowerStore ゲートウェイ |
PowerStore ストレージの IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名 |
ユーザ名 |
PowerStore のユーザー名 |
パスワード |
PowerStore のパスワード |
高度な設定
フィールド |
説明 |
HTTPS ポート |
デフォルトは 443 です |
インベントリポーリング間隔(分) |
インベントリのポーリング間隔。デフォルトは 60 分です。 |
OnCommand InsightのPowerStoreパフォーマンスコレクションでは、PowerStoreの5分単位のソースデータを使用します。そのため、Insightは5分ごとにそのデータをポーリングします。このポーリングは設定できません。