パフォーマンスポリシーの管理
OnCommand Insight では、パフォーマンスポリシーを作成して、さまざまなしきい値に基づいてネットワークを監視し、それらのしきい値を超えたときにアラートを生成することができます。パフォーマンスポリシーを使用すると、しきい値の違反を即座に検出してその影響を特定し、問題の影響と根本原因 を分析して迅速かつ効果的に対処できます。
パフォーマンスポリシーを使用すると、任意のオブジェクト(データストア、ディスク、ハイパーバイザー、内部ボリューム、ポート、 ストレージ、ストレージノード、ストレージプール、VMDK、仮想マシン、 とvolume)を使用し、パフォーマンスカウンタ(合計IOPSなど)が報告されていることを確認します。しきい値の違反が発生すると、Insightによって検出され、関連するアセットページに赤い丸で表示されます。設定されている場合はEメールで通知されるほか、[Violations Dashboard]や違反を報告するカスタムダッシュボードにも表示されます。
Insightには、次のオブジェクトに対するデフォルトのパフォーマンスポリシーがいくつか用意されています。これらのポリシーは、環境に応じて変更または削除できます。
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ハイパーバイザー
ESXスワッピングとESX利用に関するポリシーが用意されています。
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内部ボリュームとボリューム
リソースごとに2つのレイテンシポリシーがあり、1つはティア1用にアノテートされ、もう1つはティア2用にアノテートされます。
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ポート
BBクレジットゼロのポリシーがあります。
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ストレージノード
ノード利用率に関するポリシーが用意されています。
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仮想マシン
VMスワッピングとESXのCPUおよびメモリに関するポリシーが用意されています。
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ボリューム
階層別およびミスアライメントされたボリュームポリシー別のレイテンシがあります。