単純なチャージバックレポートの作成
チャージバックレポートを使用すると、管理者やマネージャーは、アプリケーション、ビジネスエンティティ、サービスレベル、階層別に使用容量を評価できます。チャージバックレポートには、容量のアカウンタビリティ、過去の容量のアカウンタビリティ、トレンド分析データが含まれます。これらのレポートのデータは、OnCommand Insight データウェアハウスから構築およびスケジュール設定されます。
作業を開始する前に
サンプルレポートを作成するには、ストレージ階層のコストをレポートするようにシステムを設定する必要があります。次の作業を完了する必要があります。
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階層のアノテーションを定義します。
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アノテーションにコストを割り当てます。
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データを追跡するアプリケーションを定義します。
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アプリケーションをアセットに割り当てます。
このタスクについて
この例では、Cognos Workspace Advancedレポートツールを使用してチャージバックレポートを作成します。Workspace Advancedでは、データ要素をレポートパレットにドラッグアンドドロップしてレポートを作成できます。
手順
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OnCommand Insight Web UIで、レポートアイコンをクリックします。
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Reporting Portalにログインします。
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IBM Cognos Connectionツールバーで、* Launch > Cognos Worksapce Advanced *をクリックします
Workspace Advancedパッケージ画面が開きます。
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>[チャージバック]*をクリックします
[IBM Workspace Advanace]画面が表示されます。
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[新規作成]*をクリックします
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[新しい*レポート]ダイアログで、*[リスト]*をクリックしてリストレポートを指定します。
レポートパレットが表示され、ソース見出しの下にチャージバックの「サンプルデータマート」と「高度なデータマート」が表示されます。
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各データマートの横にある矢印をクリックして展開します。
データマートのすべての内容が表示されます。
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「サンプルデータマート」からレポートパレットの左端の列に「アプリケーション」をドラッグします。
パレットに項目をドラッグすると、列が縮小されて強調表示されます。アプリケーションデータを強調表示された列にドロップすると、すべてのアプリケーションが列に正しく表示されます。
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「単純なデータマート」からレポートパレットの次の列に「階層」をドラッグします。
各アプリケーションに関連付けられたストレージ階層がパレットに追加されます。
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「Simple Data Mart」の「Tier Cost」をレポートパレットの次の列にドラッグします。
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[Simple Data Mart]から[Provisioned capacity]をレポートパレットの次の列にドラッグします。
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Ctrlキーを押しながら、パレットの「Tier cost」列と「Provisioned capacity」列を選択します。
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選択した列のいずれかでマウスを右クリックします。
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>[ティアコスト]*[プロビジョニング済み容量DB]*をクリックします
「Tier Cost * Provision Capacity GB」というタイトルの新しい列がパレットに追加されます。
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[Tier Cost]*[Provision Capacity GB]*列を右クリックします。
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>[データ型]*をクリックします
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>[通貨]*をクリックします
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[OK] をクリックします。
これで、列データがUS通貨としてフォーマットされました。
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[Tier Cost * Provision Capacity GB]を右クリックし、*[Edit Data Item Label]*を選択します
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[Name]フィールドを「Provisioned Capacity Cost」に置き換えます。
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レポートを実行するには、* Run > Run report -html *をクリックします
次のようなレポートが表示されます。