チャージバックで使用するアノテーションの定義
企業の要件に合わせてデータを追跡するようにOnCommand Insight をカスタマイズする場合は、データの全体像を把握するために必要な特殊なアノテーションを定義できます。 たとえば、アセットの寿命、アセットが配置されているデータセンター、ストレージのGBあたりのコストを定義するストレージ階層などをアノテーションで定義できます。
このタスクについて
このガイドのチャージバックレポートの例では、サービスレベルと階層レベルのデータを提供しています。サービスレベルと階層レベルごとにアノテーションを作成し、サービスレベルと階層レベルのコストを定義する必要があります。
手順
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Insight Web UIにログインします
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>[アノテーション]*をクリックします
アノテーションページが表示されます。
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[Service Level]または[Tier]アノテーションにカーソルを合わせ、をクリックします 。
[Edit Annotation]ダイアログボックスが表示されます。
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新しい階層とコストを追加するには、*[追加]*をクリックします。
レポートの例では、階層とサービスレベルの名前に「Gold」、「Sliver」、「Bronze」という貴金属の例えが使用されています。Tier 1、Level 2、Supremeなど、組織によって選択された命名規則を使用できます。
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「Gold-Fast」、「Gold」、「Silver」、「Bronze」の各階層の値と、それぞれに関連するコストを入力します。
入力する値によって、アプリケーションで使用されるストレージのGBあたりのコストが定義されます。サービスレベルのコストは、サービスを提供するコスト、または消費者にサービスを提供するための実際の価格にすることができます。これらのコストはチャージバックレポートで報告されます。
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完了したら、*[保存]*をクリックします。