式を使用して別の指標を識別します
式を使用すると、システムオーバーヘッドによって発生するIOPSなど、Web UIで提供されない指標を表示できます。
このタスクについて
内部ボリュームのオーバーヘッド処理など、読み取りまたは書き込み以外の処理で生成される合計IOPSを式で表示できます。
手順
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ダッシュボードにウィジェットを追加します。[* Area chart* (エリアグラフ * ) ] を
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デフォルトのデバイスを内部ボリュームに変更します。[ストレージ]>*>[IOPS書き込み]*をクリックします
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[Convert to Expression]*ボタンをクリックします。
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IOPS - Write 指標がアルファベット変数フィールド「 A *」に表示されるようになりました。
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「* b 」変数フィールドで、 Select をクリックし、 IOPS - Read *を選択します。
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[式]フィールドに「* a + b 」と入力します。[*Display]セクションで、式として[* Area chart]を選択します。
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[Filter by]*フィールドに、分析する内部ボリュームの名前を入力します。
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Label フィールドは、式を識別します。ラベルを「R+W IOPS'」などのわかりやすい名前に変更します。
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[*+Add]をクリックして、ウィジェットに合計IOPSの線を追加します。
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デフォルトのデバイスを内部ボリュームに変更します。[ストレージ]>*>[IOPS合計]*をクリックします
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[Filter by]*フィールドに、分析する内部ボリュームの名前を入力します。
読み取りIOPSと書き込みIOPSを組み合わせた青の折れ線グラフに、合計IOPSが折れ線で表示されます。9:30と9:45の間のギャップは、非読み取りと非書き込みのIO(オーバーヘッド)処理を示しています。