データベースレベルのバックアップ：データベースリソースページの可用性データベースを選択し、フル/ログバックアップを含むポリシーを追加し、バックアップをスケジュールします。SnapCenterは、プライマリレプリカであるかセカンダリレプリカであるかに関係なく、データベースのロールに関係なくバックアップを実行します。リソースグループにデータベースを追加して保護を設定することもできます。

インスタンスレベルのバックアップ：インスタンスを選択すると、選択したポリシーに基づいてインスタンスで実行されているすべてのデータベースが保護されます。プライマリレプリカまたはセカンダリレプリカとして実行されている可用性データベースを含め、すべてのデータベースがSnapCenterを使用してバックアップされます。リソースグループにインスタンスを追加して保護を設定することもできます。

可用性グループレベルのバックアップ：ポリシーの設定時に、SnapCenterには可用性グループレベルのバックアップの詳細オプションがあります。ポリシーの可用性グループ設定を使用すると、バックアップのレプリカ設定を選択できます。プライマリレプリカ、セカンダリレプリカ、またはそれらのすべてを選択できます。デフォルトのオプションは、SQL Server可用性グループ構成のバックアップレプリカセットに基づいています。

SnapCenterには再シードオプションがあり、セカンダリレプリカにある最新のSnapshotからデータベースを自動的にリカバリできます。再シード処理を実行すると、データベースバックアップが自動的にリストアされて可用性グループに追加されます。

可用性グループ内のレプリカデータベースをリストアするもう1つの方法は、可用性グループを解除し、完全なフルリストアとログリストアを実行することです。SnapCenterを使用してデータベースをノーリカバリモードでリストアし、SQL Server Management StudioまたはT-SQLを使用してデータベースを可用性グループに戻します。

データのサブセットだけをリカバリするには、SnapCenterのクローニング機能を使用してデータベースのクローンコピーを作成します。データベースのコピーは、SnapCenterを使用して数分以内に作成され、SQL Serverのネイティブツールを使用してプライマリレプリカにデータをエクスポートします。