アレイ LUN を使用する MetroCluster 構成におけるスイッチゾーニングの要件
アレイ LUN を使用する MetroCluster 構成でスイッチゾーニングを使用する場合は、基本的な一定の要件を満たす必要があります。
アレイ LUN を使用する MetroCluster 構成におけるスイッチゾーニングの要件は次のとおりです。
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MetroCluster 構成は、シングルイニシエータからシングルターゲットのゾーニング方式に従っている必要があります。
シングルイニシエータからシングルターゲットのゾーニングでは、各ゾーンが単一の FC イニシエータポートと単一のターゲットポートに制限されます。
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FC-VI ポートは、ファブリック全体でエンドツーエンドにゾーニングする必要があります。
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複数のイニシエータポートを単一のターゲットポートで共有すると、原因のパフォーマンスの問題が生じる可能性があります。
同様に、複数のターゲットポートを単一のイニシエータポートで共有した場合も、原因のパフォーマンス上の問題が生じる可能性があり
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MetroCluster 構成で使用する FC スイッチの基本的な設定を完了しておく必要があります。
共有イニシエータおよび共有ターゲットでのアレイ LUN を使用した MetroCluster 構成のサポート
特定の FC イニシエータポートまたはターゲットポートを共有できれば、使用するイニシエータポートまたはターゲットポートの数を最小限に抑えることができます。たとえば、 FC イニシエータポートまたはターゲットポートでの I/O 使用率が低い場合は、各 FC イニシエータポートを 1 つのターゲットポートに接続する代わりに、 FC イニシエータポートまたはターゲットポートを共有できます。
ただし、イニシエータポートやターゲットポートを共有すると、パフォーマンスが低下する可能性があります。
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スイッチゾーニングは、接続されているノード間のパスを定義しますゾーニングを設定すると、特定の ONTAP システムでどのアレイ LUN を認識できるかを定義できます。