スイッチバックが成功したことを確認する
スイッチバックの実行後に、すべてのアグリゲートと Storage Virtual Machine ( SVM )がスイッチバックされてオンラインになっていることを確認します。
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スイッチオーバーされたデータアグリゲートがスイッチバックされたことを確認します。
「 storage aggregate show
次の例では、ノード B2 の aggr_b2 がスイッチバックされています。
node_B_1::> storage aggregate show Aggregate Size Available Used% State #Vols Nodes RAID Status --------- -------- --------- ----- ------- ------ ---------------- ------------ ... aggr_b2 227.1GB 227.1GB 0% online 0 node_B_2 raid_dp, mirrored, normal
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サバイバークラスタの同期先のすべてのSVMが休止状態であることを確認します(動作状態が「
stopped
」と表示されています)。vserver show -subtype sync-destination
node_B_1::> vserver show -subtype sync-destination Admin Operational Root Vserver Type Subtype State State Volume Aggregate ----------- ------- ---------- -------- ---------- -------- ---------- ... cluster_A-vs1a-mc data sync-destination running stopped vs1a_vol aggr_b2
MetroCluster 構成の同期先アグリゲートの名前には、識別しやすいように「 -mc 」というサフィックスが自動的に付加されます。
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ディザスタクラスタの同期元SVMが稼働していることを確認します。
「 vserver show -subtype sync-source 」のようになります
node_A_1::> vserver show -subtype sync-source Admin Operational Root Vserver Type Subtype State State Volume Aggregate ----------- ------- ---------- -------- ---------- -------- ---------- ... vs1a data sync-source running running vs1a_vol aggr_b2
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MetroCluster operation show コマンドを使用して、スイッチバック操作が成功したことを確認します。
出力内容
作業
スイッチバック処理の状態が「 successful 」である
スイッチバックプロセスは完了しており、システムの処理を続行できます。
スイッチバック処理またはスイッチバック継続エージェントの処理が「 partially successful 」である
MetroCluster operation show コマンドの出力に記載されている推奨修正を実行します
上記の手順を繰り返して、逆方向へのスイッチバックを実行する必要があります。site_A が site_B のスイッチオーバーを行った場合は、 site_B で site_A のスイッチオーバーを行います