System Manager のストレージ階層ウィンドウ - ONTAP 9.7 以前
ONTAP System Manager クラシック( ONTAP 9.7 およびイヤエで使用可能)のストレージ階層ウィンドウを使用して、クラスタ全体のスペースの詳細を表示したり、アグリゲートの詳細を追加および表示したりできます。
内部階層パネル、またはパフォーマンス階層パネル:クラスタにオールフラッシュ(オール SSD )アグリゲートがある場合は、すべてのアグリゲートの合計サイズ、クラスタ内のアグリゲートで使用されているスペース、 およびクラスタ内の使用可能なスペースが表示されます。
クラウド階層パネルには、クラスタ内のライセンスで許可されているクラウド階層の総数、クラスタで使用されているライセンススペース、およびクラスタで使用可能なライセンススペースが表示されます。クラウド階層パネルには、ライセンスのない、使用中のクラウド容量も表示されます。
アグリゲートパネルには、アグリゲートの合計スペース、使用済みスペース、および使用可能なスペースの詳細がアグリゲートのタイプ別に表示されます。アクセス頻度の低いコールドデータがソリッドステートドライブ( SSD )またはオールフラッシュ FAS アグリゲートにある場合は、その使用スペースも表示されます。アグリゲートを選択してアグリゲート関連の操作を実行できます。
コマンドボタン
-
* アグリゲートの追加 *
アグリゲートを作成できます。
-
* アクション *
次のオプションが用意されています。
-
* ステータスを * に変更します
選択したアグリゲートのステータスを次のいずれかに変更します。
-
* オンライン *
このアグリゲートに含まれるボリュームへの読み取りおよび書き込みアクセスが許可されます。
-
* オフライン *
読み取りおよび書き込みアクセスが許可されていません。
-
* 制限 *
パリティの再構築などの一部の処理は許可されますが、データアクセスは許可されません。
-
-
* 容量を追加 *
既存のアグリゲートに容量( HDD または SSD )を追加できます。
-
* キャッシュを追加 *
既存の HDD アグリゲートまたは Flash Pool アグリゲートにキャッシュディスク( SSD )を追加できます。
FabricPool 対応アグリゲートにはキャッシュディスクを追加できません。
このオプションは、オールフラッシュで最適化されたノードを含むクラスタでは使用できません。
-
* ミラー *
アグリゲートをミラーリングできます。
-
* ボリューム移動 *
FlexVol ボリュームを移動できます。
-
詳細領域
アグリゲート名をクリックすると、そのアグリゲートに関する詳細情報を確認できます。
-
* 概要タブ *
選択したアグリゲートに関する詳細な情報が表示されます。これには、アグリゲートのスペース割り当て、アグリゲートのスペース削減、アグリゲートのパフォーマンスなどの情報が含まれます。
-
* ディスク情報タブ *
選択したアグリゲートのディスクレイアウト情報が表示されます。
-
* Volumes (ボリューム)タブ *
アグリゲート上の合計ボリューム数、合計アグリゲートスペース、およびアグリゲートにコミット済みのスペースについての詳細が表示されます。
-
* パフォーマンスタブ *
スループットや IOPS など、アグリゲートのパフォーマンス指標のグラフが表示されます。スループットや IOPS についての読み取り、書き込み、および合計転送回数のパフォーマンス指標データが、 SSD と HDD で別々に表示されます。
クライアントのタイムゾーンやクラスタのタイムゾーンを変更すると、パフォーマンス指標のグラフも変わります。クライアントまたはクラスタのタイムゾーンを変更した場合、最新のグラフを表示するにはブラウザの表示を更新してください。
-
関連情報 *