ONTAP 9.7 以前の場合は、 System Manager の Storage Virtual Machine ウィンドウが開きます
Storage Virtual Machine ( SVM )を管理して、 Storage Virtual Machine に関する情報を表示するには、 ONTAP System Manger クラシック( ONTAP 9.7 以前で使用可能)の Storage Virtual Machines ウィンドウを使用します。
ディザスタリカバリ( DR )用に設定された SVM は、 System Manager で管理(作成、削除、開始、または停止)できません。また、ディザスタリカバリ用に設定された SVM に関連付けられたストレージオブジェクトも、アプリケーションインターフェイスで表示できません。
コマンドボタン
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* 作成 * 。
Storage Virtual Machine ( SVM )セットアップウィザードを開きます。このウィザードで、新しい SVM を作成できます。
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* 編集 * 。
Storage Virtual Machine の編集ダイアログボックスを開きます。このダイアログボックスで、選択した SVM のプロパティを変更できます。選択した SVM のネームサービススイッチ、ネームマッピングスイッチ、アグリゲートリストなどを変更できます。
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* 削除 *
選択した SVM を削除します。
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* 開始 *
選択した SVM を起動します。
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* 停止 *
選択した SVM を停止します。
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* SVM 設定 *
選択した SVM のストレージ、ポリシー、および設定を管理します。
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* 保護オペレーション *
次のオプションが用意されています。
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* 初期化 *
SVM 関係を初期化して、ソース SVM からデスティネーション SVM へのベースライン転送を実行できます。
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* アップデート *
ソース SVM からデスティネーション SVM にデータを更新できます。
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* デスティネーション SVM をアクティブ化 *
デスティネーション SVM をアクティブ化できます。
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* ソース SVM から再同期 *
解除した関係の再同期を開始できます。
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* デスティネーション SVM から再同期(逆再同期) *
デスティネーション SVM からソース SVM に関係を再同期できます。
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* ソース SVM を再アクティブ化 *
ソース SVM を再アクティブ化できます。
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* 更新 *
ウィンドウ内の情報を更新します。
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* ファイルアクセスのトレース *
選択した SVM にあるファイルや共有について、指定したユーザ名でアクセスできるかどうかをトレースできます。
SVM リスト
SVM リストには、各 SVM の名前と、その SVM で使用可能なプロトコルが表示されます。
System Manager で表示できるのはデータ SVM だけです。
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* 名前 *
SVMの名前が表示されます。
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* 状態 *
SVM の状態が表示されます。これには、実行中、開始中、停止中、停止中などの情報が含まれます。
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* サブタイプ *
SVM のサブタイプが表示されます。サブタイプは次のいずれかになります。
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デフォルト
SVM がデータ提供用 SVM であることを示します。
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DP デスティネーション
SVM がディザスタリカバリ用に設定されていることを示します。
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sync-source (同期元)
SVM が MetroCluster 設定のプライマリサイト内にあることを示します。
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同期先
SVM が MetroCluster 構成のセカンダリサイト内にあることを示します。
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* 許可されたプロトコル *
各 SVM で許可されているプロトコル( CIFS 、 NFS など)が表示されます。
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* IPspace *
関連付けられている SVM の IPspace が表示されます。
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* ボリュームタイプ *
各 SVM で許可されているボリュームのタイプ( FlexVol など)が表示されます。
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* 保護されている *
SVM が保護されているかどうかが表示されます。
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* 構成状態 *
SVM の設定状態がロックされているかどうかが表示されます。
詳細領域
SVM のリストの下の領域には、選択した SVM に関する詳細情報が表示されます。これには、許可されているボリュームのタイプ、言語、 Snapshot ポリシーなどの情報が含まれます。
この SVM で許可されるプロトコルを設定することもできます。SVM の作成時にプロトコルを設定していない場合は、プロトコルのリンクをクリックしてプロトコルを設定できます。
System Manager を使用して、ディザスタリカバリ用に設定された SVM のプロトコルを設定することはできません。
SVM に対してすでに FCP サービスが開始されている場合は、 FC および FCoE のリンクをクリックするとネットワークインターフェイスウィンドウが開きます。 |
プロトコル設定のステータスは色で示されます。
ステータス | 説明 | ||
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緑 |
LIF が存在し、プロトコルが設定されています。リンクをクリックすると、設定の詳細を確認できます。
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黄色 |
次のいずれかを示します。
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グレー |
プロトコルが設定されていません。プロトコルのリンクをクリックしてプロトコルを設定できます。 |
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グレーの枠線 |
プロトコルのライセンスがないか期限が切れています。プロトコルのリンクをクリックすると、 Licenses ページにライセンスを追加できます。 |
管理インターフェイスを追加し、保護関係、保護ポリシー、 NIS ドメインなどの詳細を表示することもできます。
詳細 * 領域には、 SVM のパブリック SSL 証明書へのリンクもあります。このリンクをクリックすると、次のタスクを実行できます。
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証明書の詳細、シリアル番号、開始日、および有効期限を表示します。
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証明書をクリップボードにコピーします。
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証明書の詳細を E メールで送信する。
ピア Storage Virtual Machines (ピア Storage Virtual Machines )領域で
選択した SVM とピア関係にある SVM のリストと、それらのピア関係を使用しているアプリケーションの詳細が表示されます。