計画外スイッチオーバーの実行
System Manager 9.6 以降では、 MetroCluster サイトの計画外スイッチオーバーを開始できます。この処理は、システム停止や災害が発生した場合に役立ちます。
MetroCluster は正常に動作しているが、ローカルクラスタ(サイト A )のノードは稼働しており、リモートクラスタ(サイト B )のノードは停止している必要があります。
-
接続エラーが原因でサイト B が停止しているように見える可能性があります。
サイト B が稼働している状態でスイッチオーバープロセスを開始すると原因災害が発生する可能性があります。
-
System Manager で、ローカルの MetroCluster サイト(サイト A )にクラスタ管理者のクレデンシャルを使用してログオンします。
-
[* Configuration * (設定 * ) ] > [* MetroCluster * ( * 設定 *
MetroCluster のスイッチオーバー / スイッチバックの処理のウィンドウが表示されます。
-
「 * 次へ * 」をクリックします。
MetroCluster のスイッチオーバー / スイッチバックの処理のステータスが表示され、ネゴシエートスイッチオーバーが可能かどうかが System Manager で検証されます。
-
検証プロセスが完了したら、 [* サイト B からサイト A* へのスイッチオーバー ] をクリックしてスイッチオーバープロセスを開始します。
スイッチオーバー処理によってサイト B からサイト A に制御が切り替わることを示す警告メッセージが表示されますサイト B のステータスは「到達不能」であり、サイト B のすべてのノードは赤で表示されます。
手順に記載されているとおり "1."、サイト B は単に接続されていないだけでなく、実際に停止している必要がありますまた、スイッチオーバー処理によって原因のデータが失われる可能性がある点にも注意してください。
-
続行する場合は、チェックボックスがオンになっていることを確認してから、 * はい * をクリックします。
スイッチオーバープロセスが開始されます。サイト A とサイト B の状態が、それぞれの構成図の上に表示されます。スイッチオーバー処理が失敗した場合は、エラーメッセージが表示されます。[* 閉じる * ] をクリックします。エラーを修正し、手順からやり直してください "1."
-
サイト B で必要なすべてのメンテナンス作業を実行します
-
サイト B が稼働していることを確認します。
修復プロセスが開始されます。修復の完了を示すメッセージが System Manager に表示されると、サイト B が稼働し、スイッチバックプロセスの準備が行われます。ウィンドウの下部に、サイト A からサイト B へのスイッチバック * ボタンが表示されます。
-
に進みます スイッチバックを実行しています スイッチバック処理を開始します。