SnapManager for Hyper-VはVSSのリクエスタであり、バックアップ処理を調整して整合性のあるSnapshotコピーを作成します。SAN上で稼働するHyper-V VMにはVSSハードウェアプロバイダData ONTAP を、SMB 3.0共有上で稼働するHyper-V VMにはリモートVSSプロバイダを使用します。

SnapManager for Hyper-Vを使用すると、VM内のVHD上で実行中のMicrosoft Exchange、Microsoft SQL、またはその他のVSS対応アプリケーションがある場合に、アプリケーションと整合性のあるVMバックアップを作成できます。SnapManager for Hyper-Vは、VM内のアプリケーションライターと連携して、バックアップ実行時のアプリケーションデータの整合性を確保します。

アプリケーションと整合性のあるバックアップからVMをリストアすることもできます。VM内に存在するアプリケーションは、バックアップ時と同じ状態にリストアされます。SnapManager for Hyper-Vは、VMを元の場所にリストアします。