効率的なバックアップを行うためのプロファイルの管理
SnapManager で、処理を実行するデータベースのプロファイルを作成する必要があります。プロファイルを選択し、実行する処理を選択する必要があります。
プロファイルに関連するタスク
次のタスクを実行できます。
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プロファイルを作成して、プライマリ、セカンダリ、さらにはターシャリストレージへのフルバックアップまたはパーシャルバックアップを有効にします。
プロファイルを作成して、アーカイブログのバックアップとデータファイルのバックアップを分けることもできます。
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プロファイルを確認します。
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プロファイルを更新します。
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プロファイルを削除します。
プロファイルおよび認証について
プロファイルを作成するときに、データベースを指定し、データベースに接続するための次のいずれかの方法を選択できます。
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ユーザ名、パスワード、およびポートを使用した Oracle 認証
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ユーザ名、パスワード、またはポートを使用しない OS 認証。
OS 認証の場合は、 OS アカウントユーザおよびグループの情報を入力する必要があります。
Real Application Cluster ( RAC )データベースに OS 認証を使用するには、 RAC 環境の各ノードで SnapManager サーバを実行し、 RAC 環境内のすべての Oracle インスタンスでデータベースのパスワードを同じにする必要があります。SnapManager は、データベースのユーザ名とパスワードを使用して、プロファイル内のすべての RAC インスタンスに接続します。 -
sqlnet.authentication_services が none に設定されている場合のデータベース認証。SnapManager は、ターゲットデータベースへのすべての接続に、データベースのユーザ名とパスワードを使用します。
Automatic Storage Management ( ASM )インスタンスにデータベース認証を使用するには、 ASM インスタンスへのログインに使用するユーザ名とパスワードを入力する必要があります。
sqlnet.authentication_services を none に設定できるのは、次の環境のみです。
データベースレイアウト |
Oracle のバージョン |
ターゲットデータベースでサポートされているデータベース認証です |
は、 ASM インスタンスでサポートされているデータベース認証です |
ASM 以外および RAC 以外のデータベース |
Oracle 10g および Oracle 11g ( 11.2.0.3 未満) |
はい。 |
いいえ |
UNIX 上のスタンドアロン ASM データベース |
Oracle 11.2.0.3 以降での「 |
はい。 |
はい。 |
UNIX 上の RAC データベース上の ASM インスタンス |
Oracle 11.2.0.3 イコウ |
いいえ |
いいえ |
NFS 上の RAC データベース |
Oracle 11.2.0.3 イコウ |
はい。 |
いいえ |
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注意: * sqlnet.authentication_services を無効にして認証方法をデータベース認証に変更した場合は、 sqlnet.authentication_services を none に設定する必要があります。
初めてプロファイルにアクセスする場合は、プロファイルのパスワードを入力する必要があります。クレデンシャルを入力すると、プロファイル内のデータベース・バックアップを表示できます。
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