保護されたバックアップのリストアの概要
セカンダリストレージからプライマリストレージにバックアップデータをリストアする際に使用するリストア方式を選択できます。
次の表に、セカンダリストレージからバックアップをリストアする際に使用できるさまざまなシナリオと方法を示します。
リストア先 | 説明 |
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プライマリストレージに直接バックアップします |
データの保護に使用したネットワーク経由で、セカンダリストレージシステムからプライマリストレージシステム上の元の場所に直接データを返します。 SnapManager では、可能なかぎり直接ストレージ方式を使用します。この方法は、データが Storage Area Network ( SAN ;ストレージエリアネットワーク)上のファイルシステムにある場合、および次のいずれかの条件に該当する場合は実行できません。
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ホストに直接接続します |
セカンダリストレージシステム上のデータをクローニングして、ホストにクローンデータをマウントします。データがクローニングされてマウントされると、 SnapManager によって元の場所にコピーされます。 |
ストレージまたはホストに間接的に接続します |
データの保護とホストへの新しいストレージのマウントに使用したネットワークを介して、セカンダリストレージシステムからプライマリシステム上の新しい場所にデータを返します。データが返されてマウントされると、 SnapManager は元の場所にデータをコピーします。間接ストレージを使用する場合、データを取得するのに時間がかかることがあります。 SnapManager では、まずプライマリホスト上のスクラッチボリュームにデータをコピーし、次に SnapManager でデータベースのリストアとリカバリを実行します。スクラッチデータが自動的に削除されるかどうかは、使用するプロトコルによって異なります。
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データをストレージに直接戻すことができない場合、 SnapManager はデータをホストに直接返すことも、ストレージまたはホストに間接的に返すこともできます。方法は、組織がセカンダリストレージへの直接接続を許可するか、ストレージネットワーク経由でデータをコピーする必要があるかを制御するポリシーによって異なります。このポリシーを管理するには、SMSAP_CONFIGファイルに設定情報を設定します。