NetAppコンソールの Tracker を使用して FSx for ONTAP操作を監視する
NetAppコンソールの Tracker を使用して、FSx for ONTAP操作の実行を監視および追跡し、ジョブの進行状況を監視します。
NetAppコンソールには、ジョブ監視機能の Tracker が用意されており、資格情報、FSx for ONTAP、リンク操作の進行状況とステータスを監視および追跡したり、操作タスクとサブタスクの詳細を確認したり、問題や障害を診断したりできます。
Tracker ではいくつかのアクションが利用できます。ジョブを期間 (過去 24 時間、7 日間、14 日間、または 30 日間)、ワークロード、ステータス、ユーザーでフィルタリングしたり、検索機能を使用してジョブを検索したり、ジョブ テーブルを CSV ファイルとしてダウンロードしたりできます。トラッカーはいつでも更新できます。また、失敗した操作をすぐに再試行したり、失敗した操作のパラメータを編集して操作を再試行したりすることもできます。
Tracker は操作に応じて 2 つのレベルの監視をサポートします。ファイル システムの展開などの各タスクには、タスクの説明、ステータス、開始時刻、タスクの期間、ユーザー、リージョン、プロキシ リソース、タスク ID、および関連するすべてのサブタスクが表示されます。 API 応答を表示して、操作中に何が起こったかを理解できます。
- トラッカーのタスクレベルと例
-
-
レベル 1 (親タスク): ファイル システムの展開を追跡します。
-
レベル 2 (サブタスク): ファイル システムの展開に関連するサブタスクを追跡します。
-
- 操作状況
-
Tracker での操作ステータスは、進行中、成功、失敗 のいずれかになります。
- 動作周波数
-
操作頻度はタスクの種類とスケジュールによって異なります。
- イベントの保持
-
イベントはユーザー インターフェースに 30 日間保持されます。
操作の追跡と監視
Tracker を使用してNetAppコンソールでの操作を追跡および監視します。
-
NetAppコンソール メニューから、ワークロード を選択し、次に 管理 を選択します。
-
管理メニューから*トラッカー*を選択します。
-
トラッカーでは、タスクを表示したり、フィルターや検索を使用して結果を絞り込んだりできます。 CSV エクスポート を選択して、すべての操作のレポートをダウンロードすることもできます。
APIリクエストを表示
Tracker のタスクの Codebox で API リクエストを表示します。
-
トラッカーでタスクを選択します。
-
3 つのドットのメニューを選択し、API リクエストの表示 を選択します。
失敗した操作を再試行する
Tracker で失敗した操作を再試行します。失敗した操作を再試行すると、Tracker で監視できる新しいタスクが開始されます。
失敗した操作のエラー メッセージをコピーすることもできます。
|
失敗した操作は 1 回だけ再試行できます。 |
-
トラッカーで、失敗した操作を選択します。
-
3 つのドットのメニューを選択し、[再試行] を選択します。
操作が再開され、Tracker に新しいタスクとして表示されます。
失敗した操作を編集して再試行する
失敗した操作のパラメータを編集し、Tracker の外部で操作を再試行します。
-
トラッカーで、失敗した操作を選択します。
-
3 つのドットのメニューを選択し、[編集して再試行] を選択します。
ボリューム作成などの操作ページにリダイレクトされ、そこでパラメータを編集して操作を再試行できます。
操作が再開されます。操作のステータスを表示するには、トラッカーに移動してください。