従来のダッシュボードを使用してデータストアと仮想マシンを監視する
従来のデータストアと仮想マシンは、Virtual Storage Console、VASA Provider、Storage Replication Adapter仮想アプライアンスの従来のダッシュボードを使用して監視できます。ダッシュボードのデータを使用して、データストアの使用状況を分析し、仮想マシンでスペースに関する制約が発生しないように対処できます。
Configure Storage I/O Control (ストレージ I/O 制御の設定)ダイアログボックスで、 Enable Storage I/O Control and statistics collection (ストレージ I/O 制御と統計の収集を有効にする) * または * Disable Storage I/O Control but enable statistics collection * のいずれかのオプションを選択する必要があります。Storage I/O Control は、 VMware の Enterprise Plus ライセンスがある場合にのみ有効にできます。
VSCダッシュボードには、vCenter Serverから取得したIOPS、使用スペース、レイテンシ、およびコミット済み容量の指標が表示されます。ONTAP は、ボリュームのスペース削減データをVSCダッシュボードに提供します。これらのパフォーマンスパラメータを使用すると、仮想環境におけるパフォーマンスのボトルネックを特定し、問題を解決するための対処を行うことができます。
VSC、VASA Provider、SRA仮想アプライアンスの従来のダッシュボードを使用すると、NFSデータストアまたはVMFSデータストアを表示できます。データストアをクリックすると、 vCenter Server インスタンスのデータストアの詳細画面に移動して、 vCenter Server 内のデータストアに関する問題を確認および修正できます。
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vSphere Clientのホームページで、* Virtual Storage Console *をクリックします。
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vCenter Server *ドロップダウン・メニューを使用して、必要なvCenter Serverを選択し、データストアを表示します。
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[* 従来のダッシュボード * ] をクリックします。
「* Datastores *」ポートレットには、次の詳細が表示されます。
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vCenter Server インスタンスの VSC で管理されている従来のデータストアの数とパフォーマンス指標
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リソースの使用状況と変更可能なパフォーマンスパラメータに基づく上位 5 つのデータストア。必要に応じて、使用スペース、 IOPS 、またはレイテンシに基づいて、必要な順序でデータストアのリストを変更できます。
仮想マシン*ポートレットには、以下の詳細情報が表示されます。
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vCenter Server のネットアップのデータストアを使用している仮想マシンの数
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コミット済み容量、レイテンシ、およびアップタイムに基づく上位5つの仮想マシン
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