ストレージシステムのデフォルトクレデンシャルを設定
Virtual Storage Console for VMware vSphereを使用して、vCenter Serverでストレージシステムのデフォルトクレデンシャルを設定できます。
デフォルトクレデンシャルの作成に使用する vCenter Server を選択しておく必要があります。
ストレージシステムのデフォルトクレデンシャルを設定すると、 Virtual Storage Console ( VSC )ではそれらのクレデンシャルを使用して、 VSC が検出したストレージシステムにログインします。デフォルトクレデンシャルでログインできない場合は、ストレージシステムに手動でログインする必要があります。VSC と SRA は、クラスタレベルまたは SVM レベルでストレージシステムのクレデンシャルの追加をサポートします。ただし、 VASA Provider はクラスタレベルのクレデンシャルとのみ連携します。
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VSC * Home *ページで、メニュー:設定[管理設定>ストレージシステムのデフォルトクレデンシャルの設定]をクリックします。
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ストレージ・システムのデフォルト・クレデンシャル*ダイアログ・ボックスで、ストレージ・システムのユーザ名とパスワードを入力します。
ストレージコントローラのクレデンシャルは、ユーザ名とパスワードのペアに基づいて ONTAP で割り当てられます。ストレージコントローラのクレデンシャルは、管理者アカウントまたはロールベースアクセス制御( RBAC )を使用するカスタムアカウントのどちらかです。
ストレージコントローラのユーザ名とパスワードのペアに関連付けられているロールを VSC で変更することはできません。VSC、VASA Provider、SRA仮想アプライアンスで使用する新しいONTAP ユーザロールを変更または作成するには、System Managerを使用します。
『Virtual Storage Console、VASA Provider、and Storage Replication Adapter for VMware®vSphere Deployment and Setup Guide for 9.7 Release]の「Configuring user roles and privileges」の項を参照してください。
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OK * をクリックして、デフォルトクレデンシャルを保存します。
ストレージ・システムのステータスが「認証エラー」と報告されたためにストレージ・システムのクレデンシャルを更新した場合は、[ストレージ・システム]ページで[すべて再検出]オプションをクリックする必要があります。これにより、新しいクレデンシャルを使用してストレージシステムへの接続が試行されます。