OnCommand Workflow Automation の概要
OnCommand Workflow Automation ( WFA )は、プロビジョニング、移行、運用停止、データ保護設定などのストレージ管理タスクの自動化に役立つソフトウェア解決策 です。 およびストレージのクローニングWFA を使用すると、プロセスで指定されたタスクを実行するためのワークフローを構築できます。WFA では、 ONTAP と Data ONTAP 7-Mode の両方がサポートされます。
ワークフローは繰り返し実行される手順のタスクで、次の種類のタスクを含む一連の手順で構成されます。
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データベースまたはファイルシステム用のストレージのプロビジョニング、移行、または運用停止
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ストレージスイッチやデータストアなど、新しい仮想化環境をセットアップする
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エンドツーエンドのオーケストレーションプロセスの一環としてアプリケーション用のストレージをセットアップする
ストレージアーキテクトは、次のような、ベストプラクティスに従い、組織の要件を満たすワークフローを定義できます。
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必要な命名規則を使用します
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ストレージオブジェクトに一意のオプションを設定しています
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リソースを選択する
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内部構成管理データベース( CMDB )とチケット処理アプリケーションを統合する
WFA の機能
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ワークフローを構築するためのワークフロー設計ポータル
ワークフロー設計ポータルには、コマンド、テンプレート、ファインダ、フィルタ、 ワークフローの作成に使用される関数です。設計者は、自動リソース選択、行の繰り返し(ループ)、承認ポイントなどの高度な機能をワークフローに含めることができます。
ワークフローデザインポータルには、外部システムからデータをキャッシュするための、ディクショナリエントリ、キャッシュクエリ、データソースタイプなどのビルディングブロックも含まれています。
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実行ポータル:ワークフローの実行、ワークフローの実行ステータスの確認、ログへのアクセスを行います
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WFA の設定、データソースへの接続、ユーザクレデンシャルの設定などのタスクの管理 / 設定オプション
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Web サービスインターフェイスを使用して、外部ポータルやデータセンターオーケストレーションソフトウェアからワークフローを起動できます
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Storage Automation Store で WFA パックをダウンロードしてください。ONTAP 9.7.0 パックは WFA 5.1 にバンドルされています。
WFA ライセンス情報
OnCommand Workflow Automation サーバを使用するために必要なライセンスはありません。