レプリケーション関係の反転
レプリケーション関係を反転して、ターゲットボリュームをソースボリュームにします。
レプリケーションを停止してターゲットボリュームに変更を加えたら、それらの変更をソースボリュームにレプリケートできます。このプロセスは、一時的にターゲットボリュームを操作し、ボリュームの役割を切り替えるディザスタリカバリシナリオで一般的です。
レプリケーションを反転および再開すると、ボリュームのソースとターゲットの役割が切り替わります。ターゲットボリュームが新しいソースボリュームになり、ソースボリュームが新しいターゲットボリュームになります。逆方向の処理では、新しいターゲットボリュームの内容も新しいソースボリュームの内容で上書きされます。レプリケーションを2回反転すると、元のレプリケーション方向が再確立されます。
最後のデータレプリケーションが行われてからソースボリュームが無効になるまでの間に元のソースボリュームに書き込まれたデータは保持されません。 |
新しいターゲットボリュームでの変更は新しいソースボリュームで上書きされるため、ソースボリュームとターゲットボリュームの現在と将来の役割を把握しておいてください。誤って使用すると、意図しないデータ損失が発生する可能性があります。
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にログインします。 "Workload Factoryコンソール"
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[Storage]で、*[Go to storage inventory]*を選択します。
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[FSx for ONTAP ]タブで、更新するファイルシステムの3つのドットメニューをクリックし、[管理]*を選択します。
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ファイルシステムの概要で、*[レプリケーション関係]*タブを選択します。
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[Replication relationships]タブで、レプリケーション関係の3つのドットメニューをクリックして反転します。
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[関係を反転]*を選択します。
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[Reverse relationship]ダイアログで、*[Reverse]*をクリックします。